サンティアゴ巡礼【 サナブレスの道 】 5/6 5日目

サンティアゴ巡礼【 サナブレスの道 】

2024/5/6 5日目(セビージャから32日目) Asturianos → Requejo


走行距離 27.5 km

走行時間 8:00 - 15:20

気温 3.3 - 13.0

昨日と打って変わっての快晴。

しかし、昨日の大雨の影響で山の中の道が小川のせせらぎのようになっている場所もあった。

さて、今日歩く道の途中に、Puebla de Sanabria という村があって、見所らしい。

小高い丘の上にあるので、そこに行くには巡礼路から少し寄り道となる。

と言っても、せいぜい数百メートル。

ネットでは上からの景色がすばらしいと評されている。

きついけれど、見所と言われている場所が近くに有るのに素通りすることは出来ない。

貧乏性なのだろう。損した気分がする。

丘の上の村に行くには、緩やかな坂道と、急な階段の二通りの行き方があるが、せっかちなので階段で登った。

ヒーコラ登った後、快晴の空の下、長閑な景色を眺めながらのビール休憩は最高だった。

登って良かった。

休憩を終えて、歩き出そうとしたところでジャンに遭遇。

ジャンが翻訳ツールを使って、「大水のために道路が寸断されている」と言う。

そうなの!?

そして、坂道の下にアレンを発見。

アレンと合流して、どうするか相談する。

「タクシー?」と聞くと、「ノー!」とアレンが即答。

とりあえず目的地の村まで13kmを3人で歩く。

たしかに道はぬかるんでいるし、水に覆われている箇所もあるが、「寸断されている」と言うほどではない。

ぬかるみを避けながらと言っても、もう避けようないので靴はドロドロの水浸し。

今日の夕ご飯に何を食べるかという話で元気をつけながら歩く。

ビール飲んでフライドポテトを食べようと話すと、ジャンの足取りが急に早くなるのが笑えた。



せせらぎ状態の道



OTERO DE SANABURIAという村を通りすぎる時に教会があったので寄ってみた。



Iglesia de Santo Tomás Apóstol


この教会は12世紀に建築され、その後、増改築されたもの。

ロマネスク様式、ムデハル様式、バロック様式、ルネッサンス様式などの様々な建築様式が混ざっているそうです。

なかでも素晴らしいのは教会内部の屋根や柱を覆う絵画なのだそうですが、残念ながらこの日は開いていませんでした。





外部の絵



ここにもホタテが





プエブラ・デ・サナブリア(Puebla de Sanabria)



丘の上からの眺め




快晴



眺めの良いバルでビール休憩




アレンもジャンも荷物がかなり重そう。



道は完全に水の下






◾️本日の宿

Albergue de peregrinos de Requejo

洗濯物を干すところが無いので、宿の横の草地の上に洗濯物を広げて干しました。

タンクに貯められたお湯が無くなってしまうと、シャワーのお湯が途中で水になってしまうので、シャワーは急いで済ませた方が良いです。