サンティアゴ巡礼【 サナブレスの道 】5/11 10日目

サンティアゴ巡礼【 サナブレスの道 】

2024/5/11 10日目(セビージャから37日目) Alberguería → Xunqueira de Ambía  


走行距離 21.1 km

走行時間 7:50 - 13:15

気温 11.5 - 22.5

今日は延々と続く畑の中の道の後、所々ぬかるんだ泥だらけの道、岩場を歩いた。

急な泥だらけの坂を登っている時に、前日にやはり坂道で遭遇したオランダ人のおばちゃんクリスティーナと再会。

クリスティーナ:「私達、よく急な坂道で出会うわねえw」

クリスティーナは、自転車と衝突して救急車で病院に運ばれ、右足の脛を縫うほどの怪我を負ったのだが歩き続けている。

そのせいで、ものすごく歩くのは遅いのだが、ここでやめてしまわないというところがすごい。

今日は宿で初顔のイタリア人チームと遭遇した。

この人達が、まあ騒々しい。

大体イタリア人は騒々しいのだが、この人達はかなり傍若無人な感じで、夜の9時すぎても台所で大声で談笑しているし、朝は6時過ぎからバタバタ音を立てるし、他の巡礼者には挨拶することもなく、大声でおしゃべりするしでトホホだった。

若者というほど若くもなく、もういい歳の大人の集団だったが。

しかし、その中のリーダー格と思しき人物は感じが良くて、夕飯に作っていたアマトリチャーナを勧めてくれたり、アマトリチャーナの由来を教えてくれたり親切だった。

アマトリチャーナに大量のチーズをチーズおろしでけずってかけていたので、驚いた顔をして見せると、このチーズについて教えてくれた。

このチーズは羊の乳から作ったペコリーノチーズで、アマトリチャーナにはパルメザンではなく、このチーズでないといけないそうだ。

この日はアレンがパスタを作ってくれた。

アレン、料理作る手際が良いなーと思っていたら、料理人だったそうだ。

どうりで彼の作るスパゲッティが美味しいわけだ。


ゾッとする程長い道



角を曲がったら又同じような道

銀の道には、岩っぽい登山道のような道がたまにある。


岩の登り




視界が広々としていたのでパノラマモードで撮ってみた。









アレンのパスタ


◾️本日の宿

前日と同様のモダンな宿
キッチンにはちゃんと調理器具や皿、フォークの類が揃っている。

キッチンの自販機でコーラやビールも購入可。