サンティアゴ巡礼【 フランス人の道 】36日目 ムシア
フランス人の道 2019/6/15 Fisterra (フィステーラ) → Muxia ( ムシア ) 天気:晴れ 距離:26km(タクシーで20分) 本日はフィニステーラと同じく、巡礼者が旅の終わりに訪れるという海辺の町ムシアにタクシーで移動します。 その後、バスでサンティアゴ・デ・コンポステーラに戻り、そこから「ポルトガルの道」に入ります。 日数に限りがあるからとはいえ、タクシーを使うとは堕落したものです。 ムシアの町の中心地でタクシーを降りて歩きます。 潮風が心地よい石畳の道をずんずん歩いて、カーブを曲がると・・・ 道の右手に小さなムシアの灯台と、左手にサンタ・マリア・ダ・バルカ教会(舟の聖母教会)の塔が見えました。 「バルカ」はガリシア語で「舟」という意味です。 なぜ舟の教会なのかというと、布教が上手くいかずに悩んでいるヤコブを励ますために、舟に乗った聖母マリアが現れたという伝説にちなんでいるそうです。 フィステーラの海は穏やかそのものでしたが、ムシアの海は荒々しいです。 徒歩や自転車の巡礼者の姿もあります。 石造りのがっちりした教会です。 大きな岩がごろごろしていますが、岩伝いにぎりぎりまで歩いて行けます。 教会は海岸の岩場に建てられています。 後方の丘に遊歩道が続いています。 一枚岩のような大きな岩が波に削られて、まあるく平らになっていて、けっこう岩場も歩きやすいです。 冬場の風の強い日、雨の日などは険しい表情に変わるのでしょう。 冬場の荒れた海の様子も見てみたいです。 教会の内部です。 2013年のクリスマスの日に落雷で焼けたそうなのですが、すると、ここは再建した建物でしょうか。 ...