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6月 6, 2019の投稿を表示しています

サンティアゴ巡礼【 フランス人の道 】25日目 フォンセバドン

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フランス人の道  2019/6/4 Astorga (アストルガ) →  Foncebadon (フォンセバドン) 気温:12-2,3℃ 天気:晴れ、曇り、雨 距離:27km 今日は巡礼路後半の難所、イラゴ峠を目指して再び1500m程の山に入ります。 今いるアストルガの標高が868m、今日の目的地のフォンセバドンの標高1440mです。 昼から久しぶりの雨になりました。 そして、気温がぐんと下がりました。 アストルガから2,3km歩いた所に小さな教会がありました。 日本語に引かれて入ってみました。 ここでもクレデンシャルにスタンプを押してくれました。 猫発見 土地が変わると人間の外見は変わるのに、猫の外見は変わりませんね。 登るに従って、どんどん気温が下がってきました。 遠くに巡礼者の姿が見えます。 遠くに雨雲が見えて来ました。 バルで昼食を食べていると、雨が降り始めたので、大慌てでバックパックにカバーをかけ、レインパンツを重ね履きして、バルを出ました。 たまにバックパック・カバーやレインパンツを身に着けると、自分がいっぱしのアウトドアな人になったみたいで、ちょっとテンション上がりますw それにヒュンジも言ってたけど、ちょっとした困難があった方が、いかにも巡礼してるって感じが味わえて楽しいんです。 あっという間に雨脚が強まり、フォンセバドンに着く頃には気温もかなり下がっていました。 天気予報では雷⚡印が出ていましたが、幸い雷には逢いませんでした。 本日の宿: El Convento de Foncebadon Hostel ...

サンティアゴ巡礼【 フランス人の道 】24日目 アストルガ

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フランス人の道  2019/6/3 Villar de Mazarife (ビラル・デ・マザリフェ) →  Astorga (アストルガ) 気温:- 天気:晴れ 距離:30km 今日も暑そうなので、早めに出発します。 マザリフェから15km程歩いて、オスピラル・デ・オルビドに入りました。 この町にかかるオルビゴ橋という古い橋は13世紀のもので、国の記念物となっているそうです。 行く手に橋が見えてきました。 自転車の巡礼者達も自転車から降りて、写真を撮っています。 この町は、マルタ騎士団が設立した巡礼者の為の救護院を中心に栄え、その由来は町の名前の「オスピラル(病院)」に残っています。 橋に掲げられた旗に描かれているのはマルタ騎士団の印、マルタ十字です。 この橋、とても長い割に水が流れてる所はほんのちょっとなんですが、上流に貯水池が出来て川幅が狭まったそうです。 そして、この橋にまつわるお話が・・・ カミーノ・アプリによると、1434年、ドン・スエロという名の騎士が姫君に拒絶されて、9人の騎士と共にこの橋を守るため、橋の上で馬上槍試合をして勝って300本の槍を手にしたそうです。 良く分からない。。。 ネットで探したドン・スエロの伝説を集めて要約すると、姫君の愛を得るために、ドン・スエロは「この橋を渡る騎士から300本の槍を奪う!」と誓いをたて、噂を聞いて国中から集まった挑戦者と戦い負けることが無かったと。 手にした槍の数は、300本とも166本とも。 姫君は金のブレスレットを騎士に送ったそうですが、めでたく結婚したという記事は見つけられませんでした。 可哀そうなドン・スエロ。頑張ったのに・・・ 橋を渡った先の町の様子はこんな感じです。 ドン・スエロの物語は、「パッソ・オンロッソ(名誉の歩み)」としてヨーロッパ中に広がり、この橋はパッソ・オンロッソ橋とも呼ばれるそうです。 そして、現在では ドン・スエロを記念して、毎年6月の第1週の週末に、盛大な祭が催され、当時を模した騎士の試合が行われ...

サンティアゴ巡礼【 フランス人の道 】23日目 ビラル・デ・マザリフェ

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フランス人の道  2019/6/2 Leon( レオン ) →  Villar de Mazarife (ビラル・デ・マザリフェ) 気温:22℃ 天気:晴れ 距離:21km ここ数日、気温が急に高くなったので、 出来るだけ午前中のうちに歩くことにしました。 今日は6時出発。 日本にいる時は早起きは苦手でしたが、こちらに来てからは全く苦になりません。 早起きが苦手なのではなく、仕事に行くのが嫌なだけやったんやという事が改めて分かりましたw レオンの街にサヨナラです。 また、いつか訪れてみたい街でした。 落書きに埋もれそうな黄色い矢印に従って歩きます。 7km程歩くと、La Virgen del Caminoという町で道が二手に分かれます。 Caminoアプリの説明によると、「右手は幹線道路に沿った道で左手の道より距離的に短め、左手は変化のある楽しい道」だそうです。 距離短めだけど退屈、距離長めだけど楽しい。。。 急ぎの旅でも無いので、楽しい方に行きます。 左の道を歩いていると、アジア人女性3人組とすれ違いました。 韓国人グループかなと思っていたら、日本人でした。 一人は大阪から、他の二人は東京からで、途中から3人で一緒に歩いているそうです。 大阪の女性は何年も前からカミーノを計画していて、定年退職したので、計画を実行に移したそうです。 このカミーノのために、何年もかけて、一つ一つお手頃価格の良い道具を買いそろえて準備してきたそうです。 さすが、大阪人! 東京のお二人は同じ町内の知り合いだそうです。 東京のお二人、世代が全然違うのですが、世代の壁は全く無さそうです。 久しぶりの田舎道です。 やっぱり、こっちの道にして良かったです。 本日の目的地で巡礼者の像が迎えてくれました。 宿の中庭 ...