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2024年5月23日木曜日

サンチャゴ巡礼【 サナブレスの道 】16日目

サンチャゴ巡礼【 サナブレスの道 】

2024/5/17 16日目(セビージャから43日目) Outeiro → Santiago de Compostela


距離 16.7km

4時間も有れば着くだろうとベアトリス、アレンと共に7時に出発。

11時にサンチャゴの巡礼事務所に行って証明書をゲットして、荷物を預けて、12時からの巡礼者ミサに参加する予定。

しかし、けっこうジワジワ来る登り坂があり、雨も降ったり止んだりで、荷物の重いアレンが遅れがちになる。

そして、この日は市民マラソンが開催されていて、その通過ルートがカミーノと一部重なっていて、ランナーの邪魔にならないやうに停止したり、道を譲ったりして、思うように歩けない区間をあった。

ただ、ランナーの中には、自分も走っているので苦しいはずなのだが、すれ違う時に「ブエンカミーノ!(良い巡礼を)」と声をかけてくれる人もいてジンワリした。

もう、11時にサンチャゴ到着は無理と判断して、公設の宿に先に向かう。

宿に荷物を置いて、街に戻り、巡礼事務所で証明書を取得出来れば取得して、19:30からの巡礼者ミサに参加する作戦に決めた。

前日に、既に予約出来る安い宿は満室だったので、安い宿に泊まりたければ、予約の出来ない公設のアルベルゲに飛び込みで入るしか選択肢は無い。

しかし、この宿、サンチャゴの大聖堂から3.2km離れていて歩くと46分かかる。

しかも、歩いてみて分かったのだが、坂の上なのだ。

ひいひい言いながら宿に着くと、旅の前半に良く顔を合わせていたイタリア人2名と再会。

彼らは15日に到着したとかでお互いの健闘を喜び合う。

そして、調理キッドを持ち歩いているフランス人にも宿で再会。

この宿は中心から離れているが、すぐ近くにバス停があって、1ユーロで中心部まで行ける。

3人で近くのレストランで巡礼者メニューを食べて、バスで街に戻る。

が、おしゃべりしてる間に降りるバス停を見過ごして終点まで行ってしまうという痛恨のミス。

終点で再度、バス代を払って、今度こそ間違えないように「Praza de Galicia 」で降りる。

そこから歩いて10分ほどでサンチャゴ大聖堂に到着。

本当は感動したいのだけど、特に感動も、達成感も無い。

しかし、大聖堂前のオブラロイド広場は感慨深かげな巡礼者で溢れかえっている。

この時、17時を過ぎていたと思う。

大聖堂を横目に巡礼事務所に行き、証明書を発行してもらった。

1日の証明書の発行数には制限があって、1200人ほどで終了と聞いていたのだが、すんなり10分ほど列に並んだだけで発行してもらえた。

その後、大聖堂前の広場に戻り、やっとホッとして、3人で記念撮影。

広場に座りこんでいた女性巡礼者に写真撮影をお願いしたら、大聖堂の全体と私達3人が写真におさまるように、かなり下の方から難しい姿勢で撮ってくれた。

腹筋がきつかったと思う。

おかげで素敵な写真になりました。

ミサは19:30からだが、早めに行かないと席が無くなってしまい、立ちっぱなしになるので、18:40には教会に入った。

ベアトリスが、神父様の姿の見える、入って左の席が良いと言うのでそちらに向かう。

既に後方の席しか空いていない。。。

それでも何とか3人並んで座ることが出来ました。

ミサの最中は、他の信者さんを真似して立ったり座ったりしたが、これが微妙に足にきつかった。

そして、ありがたいミサの最中に大半申し訳なく思いましたが、眠くなりました。

小雨の中を歩き始める



サンチャゴ?違います

マラソンのトップランナー

サンチャゴまで5km

大聖堂?

大聖堂!

きれいに晴れてくれた


ミサの始まる前

◾️本日の宿

ガリシアによく有るモダンなタイプの宿
全体的に部屋もキッチンも広々としている。
調理可能。
鍋、皿、フォーク類有り
シャワーとトイレは屋外に有るので寒い。