サンティアゴ巡礼【 サナブレスの道 】 5/3 2日目
サンティアゴ巡礼【 サナブレスの道 】
2024/5/3 2日目(セビージャから29日目) Tabara(タバラ)→ Santa Marta de Tera(サンタ・マルタ・デ・テラ)
走行距離 22.9 km
走行時間 6:00 - 11:40
気温 4.9 - 9.3
今日目指す村の公設の宿はベッド数が13しかないので、ベッドを確保するために早めの6時に出発する。
タバラの宿では朝食も提供しているが、朝食を食べていると出発が遅れるのでその前に出発するつもり。
フランス人の道は歩く人が多すぎてベッド争奪戦が起きるが、銀の道の場合は宿のある村と村の間の距離が長くてベッド数も少ない為、常にベッドの確保の心配が付きまとう。
日程に余裕が有る、もしくは普通のホテルに宿泊するという事で有れば問題ないと思うが、時間もお金も限りのある身なので、毎日頭を悩ませられる。
さて、出発する準備は出来たので、靴を取ろうと食堂のある建物に行ったのだが、鍵がかかっていて入れない。
困った。
と、別の巡礼者夫婦も宿泊棟から出て来て、靴のおいてある建物に鍵がかかっていることに気が付いて、旦那の方が怒り始めた。
そして、別棟のオスピタレイロの寝室と思われる部屋の窓を叩いて、オスピタレイロを起こしてしまった。
オスピタレイロが起きて来て、鍵を開けてくれたのだが、旦那の方は怒りが収まらず、何を言っているのかは分からないが、オスピタレイロに怒鳴り散らしている。
お世話になっているんだから、そんなに怒んなくても良いのに。。。
朝早く出発する巡礼者は、靴を確保しておきましょう。
今日宿泊する村にあるサンタ・マルタ教会には、現存するものの中で最古のものと考えられている巡礼者姿の使徒ヤコブ(サンティアゴ)の彫像が有る。
そうそう、今日はピムさんというアジア系の女性と知り合った。
お爺さんが中国からドイツに来て、彼女はドイツで生まれて育って、今はスコットランドで暮らしている。
彼女は何とサンティアゴに到着後に着るための半袖セーターを毎日編んでいるのだ。
巡礼路でセーターを編んでる人は初めてだ。
自転車の巡礼者 |
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サンタ・マルタ教会 |
教会の内部 |
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教会の南側の入り口 |
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巡礼者姿のサンティアゴ |
■本日の宿泊地
公設の5ユーロの宿だったが、まだ新しく、今までで一番きれいで、シャワー室も広く、ベッド間の余裕も有って、暖房も入っていて暖かく、キッチンも充実していた。
遅くに到着したアレンが、空いているベッドを見つけて、天に向かい、「おー!神様、感謝します!」のようなことを、例によって大げさに神様にアピールしていた(笑)