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サンティアゴ巡礼【 フランス人の道 】費用について

2019年の5月と6月に「フランス人の道」を歩いた時の、費用について、表にまとめました。 単位は円です。1ユーロ=123円で計算しています。 「装備」には、靴、バックパック、寝袋など、主に今回買いそろえた品が含まれます。 「滞在費」は、 フランス人の道(サン・ジャン・ピエ・ド・ポー ~ フィステーラ、ムシア)を歩いた 2 019/5/9~6/15 (38日間) にかかった宿代、飲食代、その他(入場料、薬、コスメ、SIM、交通費等)です。 「滞在費」には、 ブルゴス、レオンで観光のために連泊した時の費用と、フィステーラ、ムシアに行った時の費用が含まれています。 「滞在費」には、 「ポルトガルの道」、ポルト、リスボン滞在の費用は含まれていません。 単位:円 飛行機代 94,990 パリ → SJPP の列車料金 13,175 装備 125,508 滞在費 153,590 合計 387,263 ■「装備」 一から揃えたので高くなりました。 アウトドア用品て高いですね。 買いそろえていくうちに、途中で幾ら使ったか計算するの怖くなってしまいました。 でも、その分、次回は費用がぐんと抑えられると思います。 以下は装備費用の内訳です。 単位:円 靴 19,008 靴下×2 3,456 バックパック 13,824 寝袋 21,060 長袖インナー×2 6,696 トレッキング・パンツ 9,936 レイン・ジャケット 16,848 レイン・パンツ 5,076 長袖Tシャツ 3,024 長袖Tシャツ 1,504 フリース 3,758 帽子 4,700 防水バック 4,070 スポーツ用下着(上下)×2 2,560 サポート・タイツ 1,580 タオル 1,216 ビーサン 1,589 ポーチ×4 432 充電...

サンティアゴ巡礼 【フランス人の道】お役立ちアプリについて

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巡礼路では、「 Buen Camino 」、「 WhatsApp 」というアプリがとても便利でした。 この2つは巡礼者が良く利用しているアプリです。 「Buen Camino」は、サンチャゴ・デ・コンポステーラまでの各種の「道 」を歩くうえで必要となる情報を教えてくれるアプリです。 このアプリで、ルート上の一つ一つの街の情報を得ることが出来ます。 宿泊施設・銀行・薬局・スーパー・病院・バーの有無、天候、気温、高低差、見どころ、次の街はどこで、そこまで何Kmか、そこまでルートなどなど。 このアプリがあれば、他に紙のガイド本は不要かもという位、ぎっしり情報が詰まっています。 一番人気の「フランス人の道」以外の道の情報もあります。 「ルート」(「フランス人の道」や「ポルトガル人の道」等)毎にダウンロード出来ます。 「フランス人の道」「ポルトガル人の道」は有料(650円位)でしたが、「北の道」「プリミティボの道」は無料でした。 道によって、有料と無料があるようですね。 ※追記 2020年6月21日 iPhoneのバージョンアップの影響でアプリが使用できなくなったため、インストールしなおして、「フランス人の道」と他のルート情報を再度ダウンロードしたところ、無料でした。 アプリの先頭メニュー(ACTIVE GUIDE)の、「Pay the app」という項目に、「寄付を受け付けている」という旨の記述があったので、課金制度が変わったのかもしれません。 宿泊施設の情報も豊富です。 黄色のAのアルファベットの家は、公営のアルベルゲを表していて、予約が出来ません。 黄色の丸で5段階評価も参考になります。 営業している時期、ベッド数などは重要ですね。 その他に、wi-fi、キッチン、朝食・夕食の提供、洗濯機、乾燥機、馬小屋(!)の有無、キャンプOKとか。 宿泊費は詳細画面で確認できます。 予約可能な宿なら、詳細画面から電話やメールで予約が入れられます。 また、この画面の下部の「Book on Booking」からBooking.comに遷移します。 「What's up」はLINEみたいなメッセージ・アプリです。 巡礼中に仲良くなった人と連絡を取り合うのに利用していました。...

サンティアゴ巡礼【 フランス人の道 】旅の季節について

スペイン巡礼の旅の時期については、 主に、日本カミーノ・デ・サンティアゴ友の会の統計情報を参考にさせていただきました。 https://www.camino-de-santiago.jp/pdf/2004-++data.pdf 各月の巡礼者数と巡礼路主要都市の気温・降水量が分かります。 春から夏にかけて巡礼者数が増えています。 そうでしょうねー。 春から夏は気持ちよさそうですもんね。 人が多い季節は気候的に歩きやすくはあるのですが、巡礼宿のベッドの争奪戦が起こりそうです。 巡礼者の少ない秋・冬は気温が下がり、巡礼宿が閉まっている場合もあるし、雪や低温に備えて装備も増えるでしょう。 学生の夏休みと欧米のバケーションが重なる7月、8月は巡礼者も増えるし、暑いでしょう。 ここ数年、ヨーロッパの夏の猛暑はニュースになってますね。 人が多いと知らない人と会話する機会も増えて楽しい(たまに疲れる)のですが、キッチン、トイレ、シャワー、洗濯機が混んで、ストレスになりそうです。 春の新緑の景色を楽しみたかったので、今回は5月初旬から、6月中旬に歩くことに決めました。 最後の100kmからは巡礼者の数が2倍近くになるので、案の上、ベッド争奪戦が起こりましたが、アルベルゲ以外にも私営のホテルのドミトリーもあるので、寝るところが無いということはありませんでした。 気温は寒い時で1度、暑い時で34度ほど、1日中雨の日は2,3日でした。 1度というと日本の真冬の温度です。 出発する前は、この1度という気温にかなりびびっていたのですが、実際には歩いている時に寒いと感じることはあまり有りませんでした。 背中がバックパックで保温されて、かつ、重さ6,7kgの物を自力で運んで歩いているので、結構な運動になって体が温まっていたからだと思います。 4月、5月でも良かったと思います。5月、6月よりも人が少ないから。 秋は気温が高くないし、春・夏に比べて歩いている人が少ないので、歩きやすかと思いますが、寂しーい気持ちになりそうで、はずしました。 でも、秋好きな人には良い季節ですね。 雪の季節に歩いた方のブログを拝見したのですが、それも魅力的でした。