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2024年4月6日土曜日

サンチャゴ巡礼【 銀の道 】スペイン入国

サンチャゴ巡礼【 銀の道 】 

2024/4/4 スペイン入国


マドリードに4/4の朝8時に着いて、ターミナル4に移動して、そこからRenfe(スペインの国鉄)でアトーチャ駅に移動。

Renfeのチケットの買い方は事前に調べていたのに、途中で分からなくなって、近くの若者に「アトーチャ、アトーチャ」と連呼して、替わりに購入してもらう。

もう恥ずかしいとか言っていられない(笑)

チケット購入後も、ホームが合っているか不安だったので、近くにいたファミリーに、「アトーチャ?」と聞いて確認。

スペインの人は英語を話さない人が多いので、正確な英文で聞くよりも、単語で聞いた方が理解してくれる気がします。

今回はIryoというイタリアの会社の列車で、マドリードからセビージャに向かう。

Iryoはイタリアの会社だがスペインに進出している鉄道会社。

チケットは時間帯によっては100ユーロを超える場合も有る。

今回は事前にOmioで予約して12ユーロだったので、バスよりも安くとてもお得だった。

約2時間半でセビージャに到着。


赤いのがIryo

セビージャに着いて、宿にチェックイン。

宿のキッチンで韓国人のパワフルなマダムが料理をしていた。

70代の彼女は膝が悪いので巡礼は出来ないのだが、スペインに既に1ヶ月位滞在していて、この後、モロッコ、チュニジアに行き、その後ドイツ他に行くそうな。。。
全部で5ヶ月の旅。
羨ましい。

彼女は100枚の板のりを持っていて、そのうちの1枚を分けて入れた。

さて、次は、昨年、見学できなかったセビージャ大聖堂の見学。

セビージャ大聖堂は、バチカンのサン・ピエトロ大聖堂、ロンドンのセント・ポール大聖堂に次ぐ、世界で3番目に大きな大聖堂で、世界遺産に登録されている。

セビージャのあるアンダルシア地方は、当時はイスラム王朝の支配地域だったため、大聖堂も元はモスクだった建物だそうだ。

13世紀のレコンキスタ(キリスト教国家の制服活動)でイスラム勢力を追い払ったキリスト教徒によって、その後は大聖堂として使用され、14世紀に大改築され、

「後世の人に正気の沙汰ではないと思われるような大聖堂を建てよう」という考えのもと、結局100年かけて、奥行116m、幅76mもある巨大な大聖堂になっちゃたそうである。

誰が号令をかけたのかは分からないが、「おっしゃあ!やってやろーぜ!!」みたいになったのだろうか?

各所にイスラム建築の名残が見られるそうだが、どこがそうなのかは素人目には分からない。

ただ、「ヒラルダの塔」と呼ばれる鐘楼は元はモスクのミナレット(尖塔)だったものだそうだ。

そして、歴代の有力者達が自分の墓を作る時に美術品などを寄贈したため、まるでアートギャラリーのようになっている。

また、大聖堂にはコロンブスの墓も有ります!

*****

まずはヒラルダの塔に登りる

結構な高さなので、上に着いた頃には膝が痛くなってしまった。

明日からが思いやられる…


セビージャ大聖堂

セビージャ大聖堂


セビージャ大聖堂

ヒラルダの塔


塔の上からの眺め

塔の上からの眺め


コロンブスの棺を担ぐ4人の王

主祭壇の衝立


主祭壇にはキリスト教の教会として世界最大の木製の衝立がある。
キリストとマリアの生涯を45の場面に分けて表現していて、表面は3トンの金泊で覆われている。   


     


パイプオルガンも大きい

     

     
     


■本日の宿

伝統的なアンダルシアの民家を改装した宿。
巡礼者フレンドリーな宿で、Booking.comから予約すると25ユーロだが、電話かメールで連絡すると巡礼者価格(15ユーロ)で宿泊できる。