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2019年6月24日月曜日

サンチャゴ巡礼【 ポルトガルの道 】2019/6/23 リスボン2日目

ポルトガルの道 Lisboa Day 2


旅の最終日前日

雨ですが、オープントップバスで観光します。


レスタラドーレス広場の記念碑

1604年に、60年に及ぶスペインの支配から独立を勝ち取った時の記念碑。

右手のピンクの建物は昨日お世話になったフォス宮ですね。


マルケス・デ・ポンバル広場は、ポルトガルの有名な政治家ポンバル伯爵にちなんで名付けられた広場で、大きなラウンドアバウトになっています。



4月25日橋

上の方が雲に隠れています。

この面白い名前は、1974年4月25日に起きた軍事クーデターで、独裁体制を倒したカーネーション革命にちなんでいるそうです。

それ以前は、当時のポルトガルの独裁者の名前からサラザール橋と呼ばれていたそうです。

70年代にそんな事があったとは。

ヨーロッパの歴史を知らなさ過ぎました。



3:07 PM 中心部に戻ってバスを降りて、街ブラしました。

海のように見えますが、テージョ川の河口です。


3:09 PM 石を積んでいるおじさんがいました。

すごいバランス感覚ですね。


3:14 PM コメルシオ広場

「貿易広場」という意味だそうです。


3:38 PM




3:51 PM トラム(路面電車)が走っています。


レトロで可愛いです。


3:58 PM ルイス・デ・カモエス広場

4:00 PM ルイス・デ・カモエス広場のすぐ近くにあるエッグ・タルトのお店でテイクアウトして、広場で休憩

エッグ・タルトの店:Manteigaria

甘すぎず2個くらいペロっと食べれてしまいます。

4:00 PM リスボンは、テージョ川が街の南を流れていて、北側に緩やかな坂になっています。


4:15 PM 日本の繁華街で良く見られるオフィス・ビルのような建物は、全くありません。


7:43 PM ホテルの人に教えて貰ったお店で夕食を食べました。

魚のスープ



リスボン名物、イワシの塩焼き

スープもイワシもシンプルな味付けなので、誰の口にも合うのではないかと思います。

家庭的な雰囲気のお店でした。

レストラン:A Lota


8:59 PM またフォス宮に出てきてしまいました。

縁があるんですね。。。


9:02 PM ケーブルカーの脇を歩いて、サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台に行ってみました。


市街やテージョ川が一望に出来ます。

この時期は9時過ぎても、この明るさです。


空の色がとてもきれいです。


展望台には、お土産を売る店や、バル、こうしたテーブルもあって、ゆっくりできます。


9:30 PM 展望台から街中に下りてきました。

夜の雰囲気も素敵です。


ショー・ウィンドウも個性があって、見ていて飽きません。




うわ~、一枚、欲しい~。

物欲が刺激されます・・・


9:35 PM 油断は禁物ですが、この時間でも、人通りが多いので、一人で歩いていても安心です。


9:40 PM ホテル近くに戻ってきました。


サンチャゴ巡礼【 ポルトガルの道 】→ 2019/6/22 リスボン

ポルトガルの道 Lisboa Day 1


気温:20℃位
天気:晴れ
距離:315km(列車で3時間45分)

リスボンに移動しました。

本日の宿:Hotel Portuense

リスボンの繁華街にあり、どこに行くにも便利なロケーションにあります。

家族経営のプチ・ホテルです。

朝食の時に、どうやって使うのかなぁと、コーヒー・マシーンをみつめていたところ、お爺さんがよろよろとやって来て、丁寧に教えてくれました。


ロシオ広場

ホテルから歩いて5分ほどの場所にあります。

チェックインして間もなく、サンチャゴで別れたメルから久しぶりにメッセージが入り、今、リスボンにいるとのこと。

夕食を一緒にする約束をして、日本へのお土産を買いに外に出て、ホテルに戻ったら、あら、お財布が無い・・・

落としたか、すられたか、いずれにしても財布が無い。

お金は二つの財布に分けていたので、所持金0の状態では無いですが、カードが入っていたので止めないといけないです。

メルとロシオ広場で待ち合わせて、ググってロシオ広場近くの警察に向かいました。

しかし、それらしき建物が見つかりません。


レストランのテラス席にいたウェイターさんに教えてもらって、やっと分かりました。

こんな可愛らしいピンクの建物に警察が入っているとは、遠目からは絶対に分からないと思います。

この建物、Google Mapで見ると「フォス宮」となっています。

宮殿か何かだったのでしょうか。

ツーリスト・インフォメーションもここに入っていました。

紛失届を出して、カード会社に電話をかけてカードを止めてもらいました。

パソコンに入力していた警察官の女性がふと手を止めて、「あら、あなた、昨日もポルトで?」

・・・すんません、お手数をおかけいたします。

リスボンは坂道が多く、街の3か所にケーブルカーが通っています。

三線とも1890年前後の開業で、今はほぼ観光客向けだそうです。

「サンタ・ジュスタのエレベーター」(1902年)

エッフェル塔の設計者エッフェルのお弟子さんの設計による、高さ45mのエレベータ。

24人乗りで、今も動いています。

上の展望室から街を一望できます。

ポルトの橋もエッフェルのお弟子さんの設計でしたね。

スペインもそうでしたが、こちらの人は8時位から夕食を始めて遅くまでお喋りしています。

ここも、店から人がケーブルカーの線路上に溢れ出していました。

新鮮な海老と牡蠣と亀の手



レストラン:Sea Me

シーフードのフュージョン料理のお店です。

10時過ぎに店に入って、30分ほど待たされましたが、バーが併設されているので、飲み物を飲みながら待ちました。

リベイラ市場内にも店があるようです。

店内に魚介類のショーケースがあって、そこから食材を選んで料理してもらうこともできます。

活気のあるレストランで、音楽も賑やかなので、グループ向きのお店と思います。

店を出た時は夜中の1時を回っていました。



2019年6月22日土曜日

サンチャゴ巡礼【 ポルトガルの道 】2019/6/21 ポルト 2日目

ポルトガルの道 Porto Day 2


今日はオープントップバスに乗ってポルト観光をします。


昨日訪れたポルト大聖堂です。

今日は昨日と違って晴天です。


ドン・ルイス1世橋

1881~1886年に建設された、ドウロ川にかかる道路・鉄道併用橋で、エッフェル塔を設計したエッフェルさんの弟子が設計した橋だそうです。

この時代に、こんな橋がもう作れたんですね。

そして、まさに、この写真を撮った直後、バスの2階から、手が滑って、スマホを落としてしまいました(泣)

運転手さんにバスを停めてもらって、慌ててスマホを探しに行きましたが、見当たらず。

ちょうど向こうから女性の警察官が歩いてきたので、事情を説明して一緒に探してもらいましたが、残骸すら発見することが出来ません。

まずは現場の近くの警察署に行って、レンタ・カーのフロント・ガラスを割られたという韓国人親子と一緒に観光客用警察署に行く事になりました。

お父さん・息子・私、警察官2名でパトカーに乗り込みました。

パトカー乗るの初めてです。

パトカーの後部座席で息子の方と話していたら、「iPhoneなら、僕のiPadで探してみる?」と。

おー、その手があったか。

早速iPadを借りて、「iPhoneを探す」appを起動すると、私のiphoneが先ほどの現場近くにまだ有ることが分かりました。

後部座席の3人がブルーなのを見かねてか、助手席の警察官が「命を失くしたんじゃないから問題なしさ!」と慰めてくれますが、やはり沈痛な面持ちの3人。

良い人で、道々、観光ガイドをしてくれました。

「明後日は聖ジョアンナ祭で、その時は僕らは大忙しさ。みんな玩具のハンマーで頭を叩きあうんだよ。カミさんの頭をポカポカ叩いてやるっていう奴もいるけど、本物のハンマーでやっちゃダメだよ。ハッ、ハッ、ハッ。」

へー、そんな変わった祭があるんだ。

さて、そうこうしてたどり着いた観光客専用警察署で、今度は不愛想な警察官に事情を説明して、その人のパソコン借りて、iPhoneの存在確認をして「ここに有ります」と説明したのですが、「こういうのって、位置が微妙にずれるからねー。」とか言って、探す気配が感じられません。

紛失証明書を出せば保険でスマホの補填はしてもらえるでしょうけど、有るのが分かってるのに諦めるわけにはいきません。

しつこく食い下がり、如何にそのスマホが大切か力説したところ、渋々といった様子で誰かに電話をしてくれました。

すると、しばらくしてやって来た3人のおっちゃんに先ほどのパソコンのMapを見せて何やら話をしています。

その3人は私服で、ぱっと見、警察の人には見えません。

一人は小太りのおっちゃん、もう一人も小太りのおっちゃん、それ以外の形容詞が見つからない程普通のオジサン。

もう一人はジローラモさん似のちょい悪おやじ風。

3人が部屋を出て行って1時間後、3人組のオッちゃん達が私のスマホを無事発見して持って帰ってくれました!

落とした現場のすぐ近くのカフェで、おじいさんが私のスマホを持っていたそうです。

「ポルトガルの警察、最高です!」と褒めちぎると、先ほどの不愛想警察官も照れ笑いを浮かべ、ちょい悪おやじは「あなたのお役に立てて私達も嬉しいです。どうぞポルトガルの旅を楽しんでください。」と。

こうして、最後に4人と握手して、無事に観光客専用警察署を後にすることが出来ました。

既に午後4時を回っていますが、再度、観光バスに乗り込みます。

乗り降り自由の観光バスなので、停留所の何処からでも乗ることが出来ます。


リベルターデ広場に来ました。



この広場の両側は中世の時代の建物が並んでいます。



西に走って、海岸線に向かいます。


昨日見た教会ですが、晴天の空の下で見ると、また違って見えます。






クレリゴス教会の塔です。



この塔は76m。登るとポルトの街が一望できるそうです。


海岸に出ました。


ケイジョ城。16世紀の海の要塞。


ここからは海岸沿いを走って街に戻ります。


この海岸線は、人気のビーチだそうです。





















街中に戻って来ました。



タイルがカラフルで、素敵です。

うちのお風呂も、こういうタイルで飾りたいです。。



夕食はポルトの名物料理のトリパス(もつ煮込み)を食べてみようと思い

お目当ての店に到着したつもりが別の店に入ってしまった…

とても雰囲気の良いお店です。

制服を着た給仕がいます。

ポートワインはポルトの特産品なので頼んでみました。

ポートワインは、甘くて強いです。

それとエビのピリピリという名前の料理。

「ピリピリ」はスワヒリ語で、唐辛子の一種で、ポルトガル人がアフリカから持ってきたそうです。

美味しいです!

昨日のタコ料理もそうですが、ポルトガル料理は、日本人の口に合うと思います。


トリパスはライスと一緒に食べるそうです。

少しスパイシーな香りがします。モツの臭いはしません。あっさりしています。

これも美味しかった。



最後にコーヒーを頼んだら、とってもお上品に出てきました。

レストラン:Restaurante "O Escondidinho"

ちなみに、最初に行こうと思っていたのは、下のレストランです。

レストラン:Restaurante Abadia do Porto