ポルトガルの道 Porto Day 2
昨日訪れたポルト大聖堂です。
今日は昨日と違って晴天です。
ドン・ルイス1世橋
1881~1886年に建設された、ドウロ川にかかる道路・鉄道併用橋で、エッフェル塔を設計したエッフェルさんの弟子が設計した橋だそうです。
この時代に、こんな橋がもう作れたんですね。
そして、まさに、この写真を撮った直後、バスの2階から、手が滑って、スマホを落としてしまいました(泣)
運転手さんにバスを停めてもらって、慌ててスマホを探しに行きましたが、見当たらず。
ちょうど向こうから女性の警察官が歩いてきたので、事情を説明して一緒に探してもらいましたが、残骸すら発見することが出来ません。
まずは現場の近くの警察署に行って、レンタ・カーのフロント・ガラスを割られたという韓国人親子と一緒に観光客用警察署に行く事になりました。
お父さん・息子・私、警察官2名でパトカーに乗り込みました。
パトカー乗るの初めてです。
パトカーの後部座席で息子の方と話していたら、「iPhoneなら、僕のiPadで探してみる?」と。
おー、その手があったか。
早速iPadを借りて、「iPhoneを探す」appを起動すると、私のiphoneが先ほどの現場近くにまだ有ることが分かりました。
後部座席の3人がブルーなのを見かねてか、助手席の警察官が「命を失くしたんじゃないから問題なしさ!」と慰めてくれますが、やはり沈痛な面持ちの3人。
良い人で、道々、観光ガイドをしてくれました。
「明後日は聖ジョアンナ祭で、その時は僕らは大忙しさ。みんな玩具のハンマーで頭を叩きあうんだよ。カミさんの頭をポカポカ叩いてやるっていう奴もいるけど、本物のハンマーでやっちゃダメだよ。ハッ、ハッ、ハッ。」
へー、そんな変わった祭があるんだ。
さて、そうこうしてたどり着いた観光客専用警察署で、今度は不愛想な警察官に事情を説明して、その人のパソコン借りて、iPhoneの存在確認をして「ここに有ります」と説明したのですが、「こういうのって、位置が微妙にずれるからねー。」とか言って、探す気配が感じられません。
紛失証明書を出せば保険でスマホの補填はしてもらえるでしょうけど、有るのが分かってるのに諦めるわけにはいきません。
しつこく食い下がり、如何にそのスマホが大切か力説したところ、渋々といった様子で誰かに電話をしてくれました。
すると、しばらくしてやって来た3人のおっちゃんに先ほどのパソコンのMapを見せて何やら話をしています。
その3人は私服で、ぱっと見、警察の人には見えません。
一人は小太りのおっちゃん、もう一人も小太りのおっちゃん、それ以外の形容詞が見つからない程普通のオジサン。
もう一人はジローラモさん似のちょい悪おやじ風。
3人が部屋を出て行って1時間後、3人組のオッちゃん達が私のスマホを無事発見して持って帰ってくれました!
落とした現場のすぐ近くのカフェで、おじいさんが私のスマホを持っていたそうです。
「ポルトガルの警察、最高です!」と褒めちぎると、先ほどの不愛想警察官も照れ笑いを浮かべ、ちょい悪おやじは「あなたのお役に立てて私達も嬉しいです。どうぞポルトガルの旅を楽しんでください。」と。
こうして、最後に4人と握手して、無事に観光客専用警察署を後にすることが出来ました。
既に午後4時を回っていますが、再度、観光バスに乗り込みます。
乗り降り自由の観光バスなので、停留所の何処からでも乗ることが出来ます。
リベルターデ広場に来ました。
この広場の両側は中世の時代の建物が並んでいます。
西に走って、海岸線に向かいます。
昨日見た教会ですが、晴天の空の下で見ると、また違って見えます。
クレリゴス教会の塔です。
この塔は76m。登るとポルトの街が一望できるそうです。
海岸に出ました。
ケイジョ城。16世紀の海の要塞。
ここからは海岸沿いを走って街に戻ります。
この海岸線は、人気のビーチだそうです。
街中に戻って来ました。
タイルがカラフルで、素敵です。
うちのお風呂も、こういうタイルで飾りたいです。。
ポートワインはポルトの特産品なので頼んでみました。
ポートワインは、甘くて強いです。
それとエビのピリピリという名前の料理。
「ピリピリ」はスワヒリ語で、唐辛子の一種で、ポルトガル人がアフリカから持ってきたそうです。
美味しいです!
昨日のタコ料理もそうですが、ポルトガル料理は、日本人の口に合うと思います。
トリパスはライスと一緒に食べるそうです。
少しスパイシーな香りがします。モツの臭いはしません。あっさりしています。
少しスパイシーな香りがします。モツの臭いはしません。あっさりしています。
これも美味しかった。
最後にコーヒーを頼んだら、とってもお上品に出てきました。
ちなみに、最初に行こうと思っていたのは、下のレストランです。