サンティアゴ巡礼【 ポルトガルの道 】 5/18 - 5/19 帰国
帰国日
マドリード → カタール → 仁川 → 福岡
マドリード9:05発の飛行機なので、6時半には空港に着いていたい。
公共交通機関も動いているようだが、外が真っ暗な時間に歩きは心細いのでタクシーを使うことにした。
通常ならホテルの人にタクシーの手配を頼むのだが、この宿の受付の人はスペイン語オンリーの人もいるので本当に予約出来るか心配。
流しのタクシーもあるかどうかは分からない。
という事で、FREENOWという配車アプリを使って、6時に宿の近くまで来てもらった。
使い方はUberと同様。
問題なく利用できた。一安心。
出国も問題なく、スムーズに搭乗。
さて、カタールに到着して一安心ということで、空港でビールを2本、つまみを一皿注文してお会計したら、日本円で5,200円位してたまげた。
ちなみに、バーガーキングのハンバーガーは1個、2,000円位。
カタール空港には寝椅子が置かれた静かなQuiet Roomという部屋(男女別)があって、横になって仮眠もとれる。
ただ、この部屋は搭乗案内の放送などがされていない、その名の通りの「静かな部屋」なので、寝過ごさないようにご注意。
それとエアコンが効いていていて、寝るには少し肌寒いと思うので、その点もご注意。
そこに、この仮眠室が男女別だということに気が付かず、韓国人の男性が嫁と一緒に入って来た。
早速、ヒジャブを付けた怖そうなイスラムのマダムが、むっくりと寝椅子から起き上がって追い出す。
何せここはイスラム教徒の国。
見知らぬ男女が同じ部屋で横になるなんて許されないのだ。
周りを見回すと、他にも黒髪ショートヘアの男性らしき人が・・・
こちらからは後ろ頭しか見えないのではっきりしない。
先ほどのイスラムマダムが、私達を先ほどの韓国人男性の同胞とみたのか、彼?を指さして、私に「あそこにもいる!」みたいな目線を投げてくる。
しょうがないので、失礼に当たらぬよう、さりげなく、その彼?の近くを歩いて性別を確認してみると、アジア系のまぎれもない女性でした。
先ほどのマダムの所に戻って、首を振って「男じゃない」ということを示すと、マダム、大げさに驚いてみせ、クククと忍び笑い。
私も思わず、つられて忍び笑い。
二人で目を合わせて静かに笑う。
イスラム系の女性と初めて意思疎通した気がする。
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早朝、流しのタクシーも結構いた |
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ビールかと思ったらシードルだった(悲) |
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これで5,200円 |
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カタール空港の有名なランプ・ベア カタール政府が680万ドルで落札した芸術品 |
旅の足跡