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2024年4月18日木曜日

サンチャゴ巡礼【 銀の道 】12日目

サンチャゴ巡礼【 銀の道 】

2024/4/16 12日目 Alcuéscar → Cáceres


走行距離 38 km

走行時間 7:00 - 18:00

気温 ? - 24.9

今日は26.4km先のValdesalorという町に泊まる予定だったが、この宿はベットが14しかなくて、おまけに予約不可。

昨日泊まった宿には少なくとも40人以上いたので、おそらく皆んながここを目指すと思われる。

競走みたいになるのは嫌なので、その先のCáceresの予約の出来るアルベルゲを予約した。

予想外の38kmだったが、何とか歩けた。

Cáceresは、城壁に囲まれた中世都市の街並みが残る世界遺産の街。

ローマ人、イスラム教徒、キリスト教徒、ユダヤ教徒が築いたローマ、ムーア、ムデハル、ロマネスク、ゴシック、ルネサンスの建築が混ざりあった街並みが残っている。

街に到着したのは夕方だったが、見どころの多い街なので駆け足で主な箇所を見学して、夜遅くまで街をぶらぶらした。

カセレスのような中世の趣の残る街は、日中よりも夕暮れ時や夜の方が個人的には断然魅力的。


このタイプの車を引いている人を初めて見た



日本では絶滅危惧種のコウノトリ



ユキちゃん



銀の道名物「水溜まり」



銀の道名物「水溜まり」






古代ローマ時代の橋


城壁の街Cáceresに到着


Cáceresに到着したのは18時

しかし、教会が閉まる前に見学したいので、宿に行く前に2つの教会を見学


■カセレスの見どころ1

この教会は18世紀に建てられたバロック建築の建物。

先ず塔に登るよう案内されたので登ってみた。

狭い石の螺旋階段を上る。

途中で人とすれ違えないくらい狭い。

目が回りそうなグルグルの階段。



サン・フランシスコ・ハビエル教会






鐘楼からの眺め







■カセレスの見どころ2

13世紀に建てられ、16世紀に現在の形に改修されたそうだ。

こちらも螺旋階段で鐘楼に登る。


サンタ・マリア大聖堂


目が回る




     
鐘楼からの眺め
     



              


              
              


 
  



■カセレスの見どころ3

16世紀のアーケードに囲まれた美しい広場

マヨール広場


左がマヨール広場と旧市街を隔てる壁


■カセレスの見どころ4

カセレスの城壁は古代ローマ時代にローマ人によって築かれたが、その後8世紀頃からイスラム勢力の支配をうけ、写真左の四角柱のブハコ塔はそのイスラム勢力によって築かれたものだそうだ。

写真の中央右にあるアーチ形の門が「星の門」



■カセレスの見どころ5

マヨール広場から「星の門」を通って旧市街へ入る。

高い城壁で囲まれた旧市街には、新大陸からの富でお金持ちになった貴族達が住んでいたそうだ。


星の門


夕暮れ時のマヨール広場(21時15分)



夜のマヨール広場(21時51分)


◾️本日の宿

Albergue Turístico Las Veletas

シャワーはちゃんとお湯が出て良かった。

台所は電子レンジしか無くて、食器やカトラリー類も無いので要注意。

冷蔵庫はあり。