サンティアゴ巡礼【 ポルトガルの道 】1日目 アルディア・デ・オー・ピノ
フランス人の道 2019/6/16
Muxia(ムシア)→ Aldea de O Pino(アルディア・デ・オー・ピノ)
気温:12-19℃
距離:30km
天気:晴れ今日からは「ポルトガルの道」を歩きます。
    「ポルトガルの道」では矢印が黄色から青に変わりました。
  
  
    この左の道で本当に良いのか、若干不安になります。
  
    ひゃー、鶏の群れです。
  
    私は逆走しているので、サンティアゴに向かう人に向かって歩いています。
  
ぶどう棚の下の道です。
    「ポルトガルの道」は「フランス人の道」に次ぐ人気らしいですが、人、多いです。
  
  自転車も多いですねー。
線路沿いの道は珍しいです。
線路は続く~よ~ど~こまでも~♪
狸のような猫がいました。
| サンティアゴ・デ・パドロン教会 | 
    ペドロンの町のサンティアゴ・デ・パドロン教会
  
  
    お昼頃、ペドロンの町に着きました。
  
  
    ・ヤコブはキリストの最初の弟子
・ヘブライ語の名前がスペイン語化して「ティアゴ」
・それに「聖なる」という意味の「サン」が付いてサン・ティアゴ
・サンティアゴ・デ・コンポステラはヤコブの遺体が発見された場所
  
  ・ヘブライ語の名前がスペイン語化して「ティアゴ」
・それに「聖なる」という意味の「サン」が付いてサン・ティアゴ
・サンティアゴ・デ・コンポステラはヤコブの遺体が発見された場所
    聖ヤコブはキリストの12人の弟子の一人で、44年頃、エルサレムで首を切られて殉教しました。
  
  
    キリストの復活を自身の目で見たヤコブが自らも復活するのを恐れて、ユダヤの王は遺体をエルサレムに埋葬することを赦しませんでした。
  
  
    そのため、弟子が遺体を舟に乗せて海に流したところ、ペドロンの町に流れ着き、その後、遺骸は行方不明になっていました。
  
  
    9世紀になって、星に導かれた羊飼いがヤコブの墓を発見し、そこがサンティアゴ・デ・コンポステラになったという事です。
  
  
    ペドロンの町のサンティアゴ・デ・パドロン教会は、流れ着いた聖ヤコブの遺骸を乗せた舟を繋いでおいたという石の上に建設されています。
  
| 舟を繋いでおいた石 | 
祭壇の下には、その石があります。
ペドロンの町は何か祭の最中みたいです。
移動遊園地まであります。
  
    洋服やアクセサリーなんか売る出店とかあって、惹かれましたが、ここで荷物を増やすわけにはいかないので、見ないようにして通り過ぎました。
  
台湾から来ているグループに会いました。
  台湾から来てる人、結構、多かったです。
    宿に到着して、午後4時ごろ、昼食兼夕食を食べに近くのレストランに出かけました。
  
  飲みもの込みで8.6ユーロです。
  
    ガリシア地方は海が近いだけあって、魚メニューがお安くて、日本人的にはナイスだと思います。
  
ポルトガルの物価はスペインよりも少し安いです。
  
    しばらくすると、宿の同じ部屋の男性が入ってきて、隣のテーブルに座ったので、ちょっとお話ししました。
  
  
    フランクはドイツ人で、今回は、夏休みを利用してポルトガルの道を歩いているそうです。
  
  巡礼は何度かしているそうです。
  
    嫁は歩くの好きじゃないから、一人で来てると。
  
  
    語彙不足で詳しくは分からなかったのですが、特殊な子供向けの1対1の教育?のような仕事をしているそうです。
  
  「仕事は何時から何時まで?」と聞くと、
  
    「9時から1時までさ。ふふん」・・・何か憎たらしいw
  
    「え!じゃあ、それ以外の時間は何しとると?」と聞くと、
  
  
    外出の難しい身障者やお年寄りのために、ボランティアで、人力車使って買い物などのお手伝いをしているそうです。
  
  
    スマホで人力車の写真を見せてもらいました。
東南アジアやインドで良く見る「リキシャ」ではなく、空気抵抗が少なそうな流線型のいかにも早そうな「リキシャ」でした。
  
  なんだかカッコいい。。。
  
  ちなみに、フランクは宿のベッドで「SUDOKU(数独)」を解いていました。
  
  
    本日の宿:Valga Pilgrims Hostel
※Google Chromeで開くと日本語翻訳が選択できます。
  ※Google Chromeで開くと日本語翻訳が選択できます。
    宿は問題ありませんが、幹線道路沿いの何もない所にポツンと建っています。
  
  
    私が行ったときは管理人がおらず、好きなベッドを自分で選ぶ方式でした。