このブログを検索

2023年4月11日火曜日

サンチャゴ巡礼【 ポルトガルの道 】 日本出国 ⇒ スペイン入国

サンチャゴ巡礼【 ポルトガルの道 】

2023/4/5 日本出国

2023/4/6 スペイン入国


今回の巡礼旅は、2023年4月5日から5月19日の45日の旅です。

今回はマドリードから入国します。

マドリードからリスボンに移動し、数日、観光をした後、

4/10にリスボンから歩き始めて、

5/9にサンチャゴ・デ・コンポステーラに到着予定です。

その後、スペインのアンダルシア地方を観光して5/19に帰国です。

今回は知人と二人旅です。


まずはマドリードに向かいます。

今回は、skyscannerで安い航空券を探して、trip.comで購入。

福岡→仁川がアシアナ、仁川→カタールとカタール→マドリードがカタール航空という組み合わせです。

カタール航空を利用するのは初めてで、中東の国を経由するというのも初めてなので、上手くマドリードまでたどり着けるか不安です。

搭乗券は、福岡空港のアシアナのカウンターでパスポートを見せるだけでマドリードまでの搭乗券を発券してくれました。

預入れたバックパックはマドリードで受け取ることになります。

バックパックは、福岡空港の国際線ターミナルにあるラッピング・サービスを利用してサランラップみたいなビニールでグルグル巻きにしてもらいました。

料金は千円程でした。

ラッピング・サービス】


福岡(4/5 14:50 発)→ 仁川(16:20 着)

待ち時間9時間

仁川(4/6 01:30 発)→ カタール(5:45 着)

待ち時間2時間

カタール(7:50 発) → マドリード(14:35 着)

さすがに仁川空港も、コロナ前に比べて旅行客が少ないです。

混んでなくてありがたい反面、コロナのために臨時休業しているお店(スパとか)もあるし、ここで買い物してもしょうがないし、何もすることが無いので、ご飯食べて仮眠するくらいしか出来ません。

仮眠エリアに行ってみましたが、空いてる席、無いですね~、うーん。。。

しょうがないので空港のWi-Fiにつないで、マドリードの情報収集などして過ごしました。


何は無くともとりあえずビール



夕ごはん(スンドゥブチゲ さすが本場 美味しい!)

ネットしていたら、あっと言う間に搭乗時間になりました。

ぱっと見、搭乗者に私たち以外の日本人はいなさそうです。
ちょっと拍子抜け。

ヨーロッパ旅行の日本人団体客とかいるんじゃないかと思っていたのですが、良く考えてみたら、こんな2回も乗り継いでヨーロッパに行くような時間のかかる便を利用するわけないですね。

それなら、まだ金銭的に余裕の無い若者世代なら、こういった不便な便でも安いので利用するんじゃないかと思われるのですが(もしくは我々のような金銭的に余裕の無い中高年)、若者の姿も無いんですよね。

4月は新学期が始まるし、入社時期でもあるので、この時期に海外に出る若者は少ないのかもしれません。

それにしても日本人、我々ふたりだけ?

仁川からカタールまでの飛行時間は10時間ほど。
機内食を食べて、映画を観て、寝て、また機内食食べて、映画見て・・・
意外と時間の長さは感じなかった。

(全然関係ないですが、)「007 ノータイム・トゥ・ダイ」を観たのですが、ジェームズ死んじゃったの?
サザエさんちと同じで、永遠に生き続けてるかと思っていたのですが。。。

カタール到着後は、乗り継ぎ時間が2時間なので初めて訪れる空港内の雰囲気を楽しむ余裕なく、急いで搭乗ゲートに向かいます。

中東の空気を感じたかったのですが・・・。

カタール空港は写真撮影禁止と聞いていたので写真は撮らなかったのですが、帰国時にランプ・ベアの写真を撮っても何も注意はされませんでした。
入国審査とか、そういった場所が写真撮影NGなのかもですね。

カタールからマドリードまでは7時間半。

また、機内食を食べて、映画を観て、寝て、また機内食食べて、映画見て・・・

ブロイラー状態です。

・・・やっとマドリードに到着

さて、次はマドリードの空港(アドルフォ・スアレス・マドリード=バラハス国際空港)から市内へ移動します。10Kmの距離です。

明日はアトーチャ駅の南に位置する南バスターミナルからリスボンにバス移動の為、南バスターミナルから徒歩10分程の場所にあるホテルを予約しています。

まずは、空港のターミナル4にあるRenfe(スペイン国鉄)の駅からアトーチャ駅に向かいます。

電車を待っていると、おー、やって来ました。

しかし!どうやらこの電車は故障だか何だかの理由で乗れないみたいです。

ヨーロッパの電車、あるあるですね。

しょっちゅうトラブルがあります。

しかたなく次の電車を待って乗り込みます。

アトーチャ駅に到着後、歩いてホテルに向かい、ようやく到着。

本日の宿:ibis budget Madrid Calle 30

ホテルで荷物を整理して、着替えて、まずは洗濯に行こうということになりました。

服と下着は2セットしか用意していないので、今着てる服を洗濯しないと、明日、また同じ服を着ることになってしまいます。

ホテルのお兄さんにコインランドリーの場所を聞いて、いざ出発です。

コインランドリー、使ったことないけど、使いかた分かるかな?

出がけにホテルのお兄さんに「ここは日本と違って安全ではないので貴重品には気をつけて!」と釘をさされました。

びびるや~ん(笑)

確かにマドリードは治安悪いイメージが有ります。

さて、多少緊張しながら教えて貰った公園の近くのコインランドリーまで行ってみると、別に荒れてる風でもなく普通にきれいな感じです。

店内では若夫婦と3,4歳くらいの男の子、そのお爺さんと思われる家族が楽しそうに大量の洗濯物を洗っていました。

そして私たちが洗濯を始める頃、今度は大柄なアフリカ系若者カップルが店に入って来ました。

女性の方はかなりガタイの良い人で、髪は黒人さんが良くやってる三つ編みを
編み込んだスタイルで、腹出しファッションです。

男性の方も十分大柄なんですが、女性のオーラが強すぎて目の錯覚か小柄に見えます。

何だか二人共楽しそうに大量の洗濯物してますよ。

今回の旅では度々コインランドリーを利用したのですが、なぜか皆さん、洗濯物の量が半端ないんですよね。2週間分くらいの洗濯物を一気にやっつけてるようなんです。

洗濯機の使いかたがスペイン語と英語の両方で書かれていたので、何とか洗濯を始められました。

洗濯が終わるのを待っている間、コインランドリーのWi-Fi(どこのコインランドリーにもWi-Fi有り!)につないで調べものしながら何とはなしに公園の様子を見ていると、何だかちょっとしたお祭りをしているようです。

この日(2023年4月6日)は聖木曜日と言われる復活祭前の木曜日で、聖木曜日からの三日間は特別な典礼や礼拝が行われるそうです。
復活祭とはキリストが復活したことを記念する祭典です。

さて、洗濯が済んだので、今度は乾燥機にかけたいのですが、コインを何かするみたいなことが壁に説明されていて、その方法が絶望的に分からない(悲)

相方と悩んでいると、親子3世代ファミリーのパパが「まずトークンをこのトークン発行機で買って、それを乾燥機のコインの投入口に入れるのさ!」と教えてくれました。
なるほど!めんどくさ。

「良かったら、使わなかったトークンが有るから買うかい?」と再びパパが親切に申し出てくれてパパからトークンを購入。

黒人さんカップルもスペイン語で何か話しかけてくれますが全く分からず(苦笑)
でも善意だけは伝わってきました。

そして、最後に3世代ファミリーのお爺さんが小さな小冊子をくれました。
その時はマドリード観光の案内パンフかしら?位にしか思わなかったのですが、後で翻訳アプリで調べてみたら、聖書の「ルカによる福音書」でした。

スペイン語が出来るようになったら読んでみます。

洗濯も無事終わり、ほっこりした気分でコインランドリーを後にしました。

コインランドリー:

Lavolava Lavandería Autoservicio


「ルカによる福音書」