サンティアゴ巡礼【 ポルトガルの道 】 5/16 マドリード(2日目)

マドリード2日目

本日は一日マドリード観光。


【マドリード観光】 

・サン・イシドロ教会

・アルムデナ大聖堂

・サン・フランシスコ・エル・グランデ教会・

・ティッセン・ボルミネッサ美術館

・プラド美術館




早朝のマドリード



マヨール広場


スペインを旅していると、あちこちで"マヨール広場"という名前の広場を目にするが、"マヨール"とは"大きい"という意味らしい。



さすが首都、重厚な街並み



サン・イシドロ教会

元は聖フランシスコ・ザビエルを祀るスペイン初のイエズス会の教会。

イエズス会とは、カトリック教会の男子修道会で、当時、ローマ法王の認可を受けて海外での布教活動や反宗教改革運動(プロテスタントに対抗)を行った。

日本にも布教に来たフランシスコ・ザビエルは設立当初の7人のメンバーの一人。

それで、ザビエル、日本にも来たんやな。

イエズス会は現在も全世界に2万人の会員を擁する。

しかし、18世紀後半には追い出されてしまう。

なぜかというと、スペインの王様がローマ教皇庁と対立したから。

その後、この教会はマドリードの守護聖人サン・イシドロを祀っている。

サン・イシドロは農夫で数々の奇跡を起こしたという事で聖人になった人。

主祭壇(下の写真)にはサン・イシドロとその妻の棺が安置されており、棺の中のサン・イシドロの遺体は腐敗しないそうだ。



主祭壇













110年もかけて1993年にやっと完成した大聖堂。

スペイン王室の公式行事にも使われていて、2004年のフェリペ6世国王の結婚式もここで行われた。

守護聖母アルムデナが祀られている。

アルムデナはアラビア語で「要塞の街」の意味だそうだ。

かつて、この地がイスラムの影響下に会った時("アル"という文字からイスラムっぽさがうかがえる)キリスト教徒が聖母像を城壁に隠して守り、後にそれが無傷で発見されたことから、この聖母像が「アルムデナの聖母像」として崇められるようになったということだ。




アルムデナ大聖堂



内部はモダン


下の写真の祭壇のキリストの磔刑の下に祀られているのがアルムデナの聖母像。
※写真を拡大して見てみてください。



















サン・フランシスコ・エル・グランデ教会

この教会が建設される前、ここにはフランシスコ会の修道院があって、伊達政宗が1613年にスペインへ派遣した使節団「慶長遣欧使節」はそこに宿泊したらしい。


サン・フランシスコ・エル・グランデ教会



天井画が素晴らしい(パノラマ)



















上ばっかり見ていて首が痛くなってきた


ティッセン・ボルネミッサ美術館もプラド美術館も駆け足ではあったが観れて良かった。

もし時間が無くてどちらか一つ選ぶとしたら、プラド美術館がお勧めします。

理由はコレクションの豊富さが半端ないから。

でも、ダリが好きならティッセン・ボルネミッサ。

理由はダリの傑作「目を覚ます1秒前、ザクロの実の周りを1匹のミツバチが飛び回ったために見た夢」があるから(相方はダリ好きなので大興奮!)


■昼食

タパス(小皿料理)のチェーン店。
メニューが写真付きなので、悩まずに料理を選べる。
円安の現時点ではリーズナブルとは言えない価格設定だが、高くはない。











■夕食

今一つだった・・・


夕食のタパスが今ひとつで…



スーパーでレンチンのライスを買ってホテルで食べた