サンチャゴ巡礼【 銀の道 】
2024/4/19 15日目 Cañaveral → Grimaldo
走行距離 11 km
走行時間 8:41 - 11:30
気温 12.9 - 13.6
アレンが言うには、本日の皆んなの目的地のGalisteo は宿がもう満室。
ここ数日、飛ばして来たので今日は予定を変更して次の村の Grimaldo まで歩く。
この宿に到着する直前1kn位の山道がとても分かりにくかったのでご注意。
多分、近すぎて、泊まる人が少ないと想定していたが、やはり私が最初の泊まり客だった。
昼過ぎてから、スペイン人のホセと名前をまだ聞いていないスペイン人のオッチャンが到着した。
お昼は何かまともな物を食べようと近くのレストランに行くと、メニューの前で考え込んでいる顔見知りのオッチャンがいた。
2人で一緒に食べることにした。
彼はドイツ人のハンス。
定食(前菜、メイン、飲み物、デザート)を頼んで、お互い片言英語で情報交換。
ハンスによると、ドイツは、住んでいる場所によって、ワインを好む人達の多い土地とビールを好む人達が多い土地に分けられるとのこと。
ハンスの出身地はビール好きの人達が多い土地柄で、彼も子供の頃によくお父さんと居酒屋にビールを買いに行っていたという。
そんなある日、お父さんが「飲む?」と聞いてきたので、9歳の時に初めてビールを飲んだそうだ。
こうやってビール好きのドイツ人が出来上がるというわけなのね。
さて、Galisteoには空きベッドはないので、次の町のCarcaboso の宿に初めて電話で宿の予約を入れてみた。
ちゃんと電話が繋がるか、スペイン語で予約出来るか心配だったが、上手く予約できた(と思う)
そうなると明日は30km歩くことになるので、暗いうちに出発する必要が有るが、ヘッドライトの電池が少なくなっているので、新しい電池を買いたい。
しかし、この村にはbarが一軒とレストランが一軒しか無いのだ。
ホセが近所の人に、どこかで電池を買えないか聞いてみてくれたが、無いという。
しょうがない。
ヘッドライトを手に村を歩いてみた。
ちょうど道にテーブルを出して寛いでいる家族がいたので、試しに尋ねてみると、店は無いが、家に電池が有ると言って3つ分けてくれた。
代金を渡そうとしたが受け取ってくれない。
「求めよ、されば与えられん」
ありがとうございます😭
|
ランチしたレストランの黒板 |
レストランの黒板メニューを今後の参考までに読み解いてみた。
1行目:「MENU 12€」 → 定食 12€
2行目:「LOS MENÚS NO SE COMPARTEN」 → 定食はシェア出来ません
3行目:「EN TERRAZA 14€」 → テラス席は14€
4行目:「1)」 → 一皿目
5行目:「MACARRONES y CHORIZO」 → マカロニとチョリソ
6行目:「CREAMA DE CALABACÍN」 → ズッキーニのクリームスープ
7行目:「ENSALADA CANTABRA」 → カンタブリア風サラダ
※カンタブリアとはスペイン北部の海沿いエリア。
なので、「カンタブリア風サラダ」とはツナやアンチョビなどに
トマト、ピーマン、オリーブ、ゆで卵などを加え、オリーブオイルと酢で味付けしたサラダ
8行目:「2)」 → 二皿目
9行目:「CORDERO」 → 子羊
10行目:「SOLOMILLO CERDO」 → 豚ロース
11行目:「ESCALOPE POLLO」 → 薄切り鶏肉のカツレツ
12行目:「SALCHICHAS」 → ソーセージ
13行目:「AGUA O VINO Y CERVEZA」 → 水またはワインとビール
※最後の単語が不明瞭だけど恐らく「CERVEZA」
14行目:「+PAN+POSTRE」 → +パンとデザート
|
奥が「MACARRONES y CHORIZO」、手前が「CREAMA DE CALABACÍN」 |
ワインを頼んだら、小さなボトルが一人1本ずつ出て来ました。
これは初めてのパターン。
|
私の二皿目「SOLOMILLO CERDO」 |
◾️本日の宿
洗濯機が無料!
台所は電子レンジとパン焼き用電気コンロのみ。
近所にスーパーが無いので要注意。
※この宿は隣のBarと棟続きになっていて、夜10時くらいまで村人たちが外のベンチに集っているので結構うるさいです。
特に道路に面した部屋の窓際のベッド。