サンティアゴ巡礼【 銀の道 】 4/26 22日目

サンティアゴ巡礼【 銀の道 】

2024/4/26 22日目 Morille → Salamanca 


走行距離 19.6km

走行時間 7:40 - 12:00

気温 3.1 - ?

今日はサラマンカに到着。

サラマンカはスペインを代表する大学街で、大学や大聖堂のあるサラマンカ旧市街全体が、ユネスコの世界遺産に登録されています。

やっと半分歩いた位か。

朝、起きて宿の台所に行ったら、ルースがヨーグルトを食べていた。

ここの宿は冷蔵庫ないので、

「昨日買ったの?」と聞いたら

「一昨日」だと。

「大丈夫?」と聞いたら

「多分」(てへぺろ)

え~!お腹痛くなっても知らんばい。

ルースは60代前半、すらりと背が高くて細身の可愛い感じの人(しいて言えば万田久子みたいな)で、たまにティーンエイジャーみたいなことをやるのがお茶目。

久しぶりにシングル・ルームを予約して、1人でゆっくりしようと思ったのだが、結局、昼も夜もいつものメンバーと一緒に過ごす事になった。

小さな町だとバルやレストランの軒数も少ないので、たまたま入った店に顔見知りがいると同席することとなり、皆、大体同じペースで歩いていることもあって、自然と集まってしまう。

しかし、さすがにサラマンカのような大きな街だと、バルやカフェ、レストランは山ほどあるので、そんな自然に集まるということは無いのだが、そんな時は誰かから、お誘いのメッセが届いたりする。

サラマンカで、一区切りを付ける人も多く、メンバーの半分ほどはサラマンカから国に帰ってしまう。

皆、少し、寂しいのかも。

最後に夕食を一緒に食べることにした。

サラマンカ到着後、少し早かったがホテルに行ってみると部屋の準備は出来ているという事でチェックインさせてもらった。

部屋で寛いでいたら、アネッタからメッセが入って、マヨール広場で落ち合ってビールで乾杯。

そこにアレンが合流。

アネッタとアレンはまだチェックインの時間には早いので、マヨール広場でそれまでの時間をつぶすつもりなのだ。

今考えても不思議なのだけど、我々、どうやって意思疎通してたんだろう?

アレンは英語を全く話さないし、私もアネッタもフランス語は全く分からないのに。

アネッタとアレンのチェックインの時間になったので、そこで別れて、私はサラマンカ観光に繰り出した。

そして、今日はATMでお金を引き出さないといけない。

銀の道は、ATMなど無い町が多かったりするので、これを忘れると現金が底をつくことになるのだ。

時間があまり無いので、必見スポットのサラマンカ大聖堂と、世界でも指折りの古さを誇るサラマンカ大学の見学をした。



7時55分


サラマンカは人口14万程の中規模の大学都市。

規模的には鳥取市や長野の松本市と同じ位。

本当にこの先にそんな街有るんだろうかと思わせるほど何も無い道が延々と続く。


10時44分


お、何か見えてきた


10時46分


サラマンカの街を見下ろす十字架の丘


十字架の丘からサラマンカ方面を望む

はるか彼方の地平線にうっすら~とサラマンカの街が見えた。

良く見てみると、写真中央から少し右にサラマンカ大聖堂の二つの塔が見える。


11時58分 ローマ橋


十字架の丘から約1時間でサラマンカに入る橋に着いた。

この橋は紀元前2世紀にローマ帝国によって建設されたもので今も使用されている。

この橋の向こう岸に見える二つの塔を持つ建物がサラマンカ大聖堂。

そして、川向うは世界遺産に登録されている旧市街だ。

ここからローマまで2,000kmの道が続いている。

ホントに全ての道はローマに続いていたのね。


車は通行できない


マヨール広場で早速ビール🍺


サラマンカ大聖堂

「サラマンカ大聖堂とは、具体的には結合した2つの寺院を指します。1つは12~13世紀の旧大聖堂、もう1つは16世紀の新大聖堂です。」
(by スペイン観光公式サイト)

新聖堂は旧聖堂を包み込むように建設されたので、外から見ると一つの建造物に見えます。

旧聖堂へは新聖堂からアクセスできます。

公式の動画です。
※音楽が鳴るのでご注意です。

とりあえず、ぐるっと外部を見てみる。

サラマンカ大聖堂


彫刻が細かい


上がメインファサードのようです。

細かい彫刻がびっしり施されています。



内部はかなり天井が高い。





このパイプオルガンは200年の間壊れていた。

日本人の辻さんというパイプオルガンの製造・修理をやられている方の奥様が、1885年に、当時は皇太子だった平成天皇にお願いして、スペインの日系企業から基金を募ってもらい2年をかけて修復したものだそうだ。


聖歌隊席




天井






最後の審判の図

「黙示録」によると、最後の審判の日、神が人間の行いを審査し、永遠の救いか永遠の罰かを決定するらしい。

天井の絵はその様子だろう。

右側の裸の人達は罰を与えられ、左側の服を着ている人達は救われている図か?

内部を堪能したので、次はラモス門のおかしな彫刻を見に行く。



ラモス門はアナヤ広場に面している



ラモス門


ラモス門は新聖堂の入り口の一つで、聖書の場面や椰子の葉のモチーフで緻密に彫刻されている。

その中にとってもおもろい彫刻が有る。

門に向かって左側の彫刻の部分にご注目。




拡大してみると・・・


宇宙飛行士


アイスを食べてる猿


新しい大聖堂は16世紀に造られた建物なのに、なぜ、宇宙飛行士が?

未来を予見していた?

実は、1992年に修復作業をした時に、職人さんがサインがわりに仕込んだものだそう。

こういう遊び心、日本人は中々思いつかない、思いついても実行できない。

例え実行したとしても、「文化財に何たることだ!」「不真面目極まりない!」とか叩かれて炎上しそう・・・


次はサラマンカ大学を見学。

サラマンカ大学

1218年にレオン王国のアルフォンソ9世王によって設立されたスペイン最古の大学で、「地球の歩き方」によるとヨーロッパでも3番目に古い大学だそうだ。

コロンブスもこの大学で航海術を学んだ。

ちなみに、chatGPTに1番目、2番目、3番目に古い大学を聞いた結果は以下の通り。

1番目:イタリアのボローニャ大学(1088年頃)

2番目:イギリスのオックスフォード大学(1096年頃)

3番目:フランスのパリ大学(1150年頃)

あれ、サラマンカ大学は3番目じゃないじゃん(笑)

chatGPTによると創立年: 1134年(公式に認可されたのは1218年)ということで、創立年からするとサラマンカ大学の方がパリ大学より古くて3番目ということになりそう。

そして、世界で一番古い大学は、モロッコの「アル=カラウィーイーン大学」

こちらは、現在は国立大学として運営されており、ユネスコ(UNESCO)とギネス世界記録で「世界最古の大学」と認定されている


サラマンカ大学の正面の門


この門の細かい彫刻の中に1匹のカエルがいて、それを見つけると幸運が訪れるという伝説がある。


左のドクロの頭の上にご注目



大学の校内









図書館





■本日の宿泊地
サラマンカ

■本日の宿

バスタブ有るのに、栓が無いぞー(怒)
「眺望あり」となっているが、ホテルの壁が見えるだけ。
部屋によって眺望は違うと思います。
部屋の広さとバスルームの広さは十分。
マヨール広場のすぐそばなので、場所はとても良い。