ソウル 3日目 5/5

 

旧ソウル駅

【本日の予定】  ソウル観光 + 帰国

午前中に観光して午後の飛行機で帰国
ソウル駅都心空港ターミナルで、帰国便の登場手続き、出国審査、荷物も預け入れを済ませる
ソウル路7017を歩いて南大門市場へ
・南大門市場で朝食
明洞大聖堂
・明洞散策



帰国便は15:00発なので、午前中は観光とお土産購入をする。

荷物が邪魔なので、まずはソウル駅都心空港ターミナルで、帰国便の登場手続き、出国審査、荷物も預け入れて身軽になる。

ソウル駅都心空港ターミナルについては「ソウル旅の準備と反省」の下の箇所をご覧ください。



早朝6時半頃、ホテルを出発して地下鉄でソウル駅へ。

朝、7時過ぎに行くとこれくらいの人数が並んでいた。

GWの最終日前日なのでもう少し人が多いかと思ったがそうでもなかった。

航空会社毎にチェックインカウンターが分かれている。

チェジュ航空以外はそんなに人は並んでいない。

※日や時間によって行列の長さは大きく変わるようです。

8時半や9時に行ったら1時間待ち、2時間待ちだったとかもあるそうです。

■注意!
A'rexの席が満席でお目当ての時間の列車に乗れなかったという人も沢山いるらしいので、A'rexの乗車券を予約したら、席まで押さえておくことをお勧めします。




手荷物を預けると下のようにカードを渡される。

預けた手荷物に問題が有れば呼び出されるので、カードに記載された時間までしばし待つ。






呼び出されなかったので、すぐお隣にある出国手続きエリアで出国手続きも済ませる。

ソウル駅都心空港ターミナルに到着して、全ての手続きを終えるまで約35分。

そして、いざ最後の観光へ。

まずは一旦、駅の外に出て旧ソウル駅の方に向かう。

ソウル駅はとても広い。

構内をさまよう。


次回は列車で韓国の田舎の方に行ってみたい


駅のキオスクでおでんのようなものを売っていた。







旧ソウル駅





ソウル路7017(Seoullo 7017)は、以前は自動車が走っていた旧ソウル駅前の高架道路(1970年開通)を、2017年に“空中の散歩道”へと再生した人気スポット。

高架道跡が緑豊かな遊歩道へと生まれ変わり、ソウル駅周辺の交通島や各地下鉄・ホテルなど17箇所と接続。

遊歩道沿いにカフェ、土産物店、パフォーマンスエリア、案内所などあり。



画像はWikipediaより



私達はソウル駅からこの遊歩道を通って南大門まで歩く。

今どこを歩いているか分かる地図が設置されている。





地上から遊歩道に上がるのはエレベータを使う。




韓国内外の樹木・低木・草花など、約24,000本/228種が遊歩道に配されている。





金曜日の8時半。

オフィス街だと思うけど人、いない。






10分ほど歩いて南大門市場が見えた。


南大門市場は朝鮮王朝1414年創設、600年以上の歴史を持つ市場。

幅300m×奥行き400mのエリアに、約1万軒以上の店舗が並び、1日に訪れる人は50万。

衣類、アクセサリー、メガネ、台所用品、伝統工芸品、韓国食材(高麗人参や海苔など)、お土産用品まで何でも揃う。

 

南大門市場


友人がお粥を食べたいというので、ソルロンタンのお店に入る。

ウノ食堂

そして、お店でメニューを開いて、驚く。

ソルロンタンというのは、実は牛の骨や肉を長時間煮込んで作る、白濁したスープ。

なぜかソルロンタン=お粥と思い込んでいた。

全然、食べたかったもんやないやん(笑)

ソルロンタンは朝食や二日酔い明けにぴったりの「胃にやさしいスープ」。

韓国では「栄養食」「滋養強壮食」として老若男女に親しまれているそう。







日本人的には、朝からお肉系はちょっと・・・だけど、せっかくなのでソルロンタンを注文。

すっごく体に良さそうな薄味のスープが出て来た。

ほんと病み上がりの人とかに良さそう。

友人は塩を振っていた。

上に薄切りのお肉が乗っかってる。

そして2種のキムチがとても美味しい!

ご飯は食べきれないだろうからと、一つのご飯を二人で分けていたのだが、予想外にご飯がすすむ、すすむ。





朝ごはんの後は、市場で高麗人参エキスのスティックや韓国海苔を購入。

ふと見ると行列の出来ているお店が有ったので並んでみる。

カメコルソンワンマンドゥ 南大門本店

肉まんのお店みたい。

店の奥で食べることも出来るよう。





普通味の肉まんとキムチの入った肉まんの2種類。

普通味の肉まんしか食べてないけど、もちろん美味いです。

市場歩きしてて小腹が空いた時に最適。





お腹も満たされて、次は明洞大聖堂をめざす。

まず、地下鉄四号線の会賢駅から地下鉄に乗るのだが、その入り口でホットクが売られていたので、一つ買ってみることに。


この露天のホットクは油で揚げているというよりは、焼いているという感じ。

2人で1枚を半分ずつ分けて満喫。

少し甘くて歩き疲れた時とかに良さそう。




こんどこそ、本当に明洞に向かう。

次の目的地は明洞大聖堂。

1898年に建設された韓国初のレンガ造りの西洋式建築。

地下には大聖堂のグッズが購入できるショップや、カフェ、レストラン、ベーカリーが集まる「1898広場」がある。

1898広場


・・・しかし、明洞の駅を出た所で、お土産にしようと思っていたお菓子を大量に売っているお店を発見。



コンビニで観光中のおやつ用にハニーバター味を買ったら、とっても美味しかったお菓子。

チキン味やニンニク味、ワサビ味、マヨネーズ味、チーズ味など色んな種類の味があって全部試してみたくなる。

この店には、バラまき土産に丁度よいサイズの詰め合わせもあった。

イラストも可愛い。



トウモロコシ味とハニーバター味

夢中でお菓子選びしていたら、ソウル駅に戻る時間が近づいてきた。

子供か(笑)

帰りの飛行機は15時発。

11:30 ソウル駅発のA'rexを予約している。

明洞大聖堂はもう見えているのだけど、見学してソウル駅に戻ると、A'rexの出発時間ぎりぎりになりそう。

泣く泣く諦めました。

また、来ましょう。

さて、ソウル駅にはA'rexの出発時間の30分前に到着。

余裕でA'rexに乗れると思ったが、そうはいかなかった。

ソウル駅はとても広い、そして構造が複雑。

何せ空港行き列車のホームが地下7階にある位だから。

鉄道・地下鉄・空港鉄道・バスターミナルなど、複数の路線と施設が接続している。

それに加えて、ショッピングモール(ロッテマート)や飲食店、カフェ、ホテルも併設されていて、初めて行く人は「ここ、どこ?」ってなってしまうと思う。

しかも、駅員さんが少ない!

日本だと改札には駅員さんがいることが多いが、ソウル駅は駅員さんのいない改札もある。

迷っても聞くことが出来ない。

私達もすっかり迷ってしまい、A'rexに乗れたのは出発の3分前!


以下にA'rexに乗る時の注意点を記述しておきます。

A'rexのホームの場所に注意

A'rexのホームと一般列車のホームはどちらも地下7階にあるが場所が違う。

空港へ向かう直通列車のホームは地下7階なのですが、空港へ向かう一般列車のホームも地下7階にあって、このふたつのホームは全くの別物。

私達は最初、そのことに気づかず、一般列車のホームで直通列車を待っていて、何だか様子が違うなと気が付いて、大慌てで地下2階まで戻った。


A'rexのQRコードでは通れない改札がある

私達はA'rexのホームページで予約して、QRコード付きのモバイル乗車券を持っていた。

ところが、A'rexの乗り場に向かう案内に従って向かった先にあった改札はQRコードをかざす部分がなく、QRコードで通れなかった。

ただ、改札の向こうにはA'rexの乗り場を示す矢印が見える。

で、T-moneyカードをかざして、その改札を通過しました。

最後にバタバタしたが、A'rexは席も広くて快適だった。

空港に着いた後は出国フロアの「都心空港ターミナル利用者」専用口で、係員にパスポートと航空券を提示するだけで終わり。

行列もなく待つことも無かった。


トリュフ味のポテトがメチャ美味しかった


これで、もう後は飛行機に乗るだけ。

最後のバタバタがあったので、やり遂げた感が半端なく、おかげでビールが美味い。

また近いうちに再訪したい。

余談ですが、ティーウェイ航空のステュワードさん達、みんな韓流ドラマのイケメンみたいで、友人は大興奮していました。