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サンティアゴ巡礼【 フランス人の道 】サンティアゴ・デ・コンポステーラについて

サンティアゴ・デ・コンポステーラは、スペインの西部の都市です。 エルサレム、ローマに並ぶキリスト教の三大聖地の一つです。 ここにサンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂があり、聖ヤコブの遺骸が収められています。 聖ヤコブはキリストの12使徒の一人で、最初の殉教者です。 サンティアゴはヤコブのスペイン名、コンポステーラとは星の野原という意味です。 9世紀にヤコブの遺骸が発見され、ここに収められた後、ヨーロッパ各地からこの地を目指すキリスト教の巡礼者が増えました。 ヨーロッパ各地からこの街を目指す巡礼路のうち、スペイン国内の道は、「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」として世界遺産に登録されています。 「フランスの道」と「アラゴンの道」がその道です。 世界遺産に登録されている道は、この他に日本の熊野古道があります。 熊野古道もいつか行ってみたいと思っています。 今回は「フランス人の道」全長780kmと「ポルトガルの道」100kmを歩きました。 下図の青マーカーの地点が「フランス人の道」で泊まった町です。 右端の青マーカーが出発地点のフランスのサン・ジャン・ピエ・ド・ポー、 左端がゴールであるスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラです。 緑マーカーの地点がムシアとフィニステーラ。 赤マーカーの地点が「ポルトガル人の道」で滞在した町です。

サンティアゴ巡礼【 フランス人の道 】SIMについて

***プリペイドsimを購入しました*** フランス、スペインは飛行場、列車の駅、カフェ、バー、レストラン、ホテル、どこでもフリーWi-Fiがあります。 巡礼宿もほぼフリーWi-Fiがあります。 Google Mapsもあらかじめ地図をダウンロードしておけば、オフラインでも地図上で自分の位置が分かります。 身内への安否確認用にこのブログを毎日更新していたのですが、 たまに巡礼宿にWi-Fiが無かったり、 あっても混雑していて切れがちだったりして ブログが更新できないと心配する人もいたので、プリペイドsimを購入することにしました。 購入する前は、手続きが面倒くさそうと思っていたのですが、実際はとっても簡単でした。 店員さんも慣れたもので、「プリペイドsimください。」と言うと、「どれにする?」と料金プランを見せてくれるので、適当に選びます。 パンフレットは英語でしたが、使用期間とギガ数、金額は世界共通の数字なので、だいたい見れば分かります。スマホとパスポートを渡すと、15分ほどで設定をしてくれます。 SIMには、データ通信専用と、データ通信+通話付きの物があります。 データ通信専用SIMは電話は出来ません。 データ通信+通話付きsimには通話用の電話番号が設定されています。 電話をする場合は、この電話番号から電話をかける、もしくは電話を受けることになります。 なので、日本から電話がかかって来るかもしれない人は要注意です。 ただし、LINEの無料電話などは日本と同様に問題なく使用できます。 1回目は1か月1ギガ使用できる1500円位(うろ覚えです)のプランを選んだのですが、途中で使い切ってしまったので結局2回購入しました。 ブログに写真をアップしたりしてたので、容量を食ったのでしょうね。 2回目は15ギガ3000円(これもうろ覚え)くらいだったでしょうか。 日本と同じで、大き目の街には携帯会社が必ずあります。 スペインだとvodafhoneやORANGEをよく見ます。 日本でもamazonで購入可能です。 事前に購入しておくこともできますが、設定を自分でしないといけないので慣れていないと時間がかかるかもしれません。 プリペイドsimを購入した1回目のvodaphoneの店では、特に問題なく設定してもら...

サンティアゴ巡礼【 フランス人の道 】装備について

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  スペイン巡礼の持ち物は「軽量」「かさばらない」という点を重視して、衣類は「乾きやすさ」を重視して選びました。 パッキング後の重さは、バックパックとショルダーバックを合わせて5.4kgとなりました。 ■ バックパック                4.8kg ■ ショルダーバック        0.6kg この他に、水0.5L~1L、果物、スナックなどを持ち歩いていたので、 合計で日によっては6~7.5kgになっていたと思います。     ※参考のためにリンクを張っていますが、アフィリエイトはやっておりません (^_^) ①ショルダーバッグ      GREGORY クラシックサコッシュM     ・ボールペン     ・メモ帳     ・パスポート     ・クレデンシャル(巡礼手帳)     ・財布 (100均)     ・スマホ ②帽子     Phenix PH718HW14 Arbor Hat ③エコ・バック ④フリース      berghaus スペクトラム マイクロ 2.0 ⑤ストール(100均) ⑥レイン・ジャケット      mont-bell ストームクルーザー ⑦傘     旅行用の軽量雨傘 ⑧バックパック・カバー ⑨レイン・パンツ      mont-bell レインハイカー パンツ ⑩寝袋      mont-bell ダウンハガー800 Wom...

サンティアゴ巡礼【 フランス人の道 】2019/6/24 帰り方

フランス人の道 日本へ 飛行機は行きと同じAir China(中国国際航空)です。 着 発 リスボン         6/24 07:30 フランクフルト 6/24 11:30 6/24 13:55 北京 6/25 05:15 6/25 08:50 福岡 ※大連経由   6/25 14:10 リスボンの空港発が早朝だったので、前日にホテルの人にタクシーを頼んでもらいました。 乗り継ぎも順調にいき、荷物も問題なく運ばれ、無事、福岡空港に到着しました。 Air Chinaは特に問題有りませんでしたが、北京での荷物検査は厳しいという話です。

サンティアゴ巡礼【 ポルトガルの道 】2019/6/23 リスボン2日目

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ポルトガルの道 Lisboa Day 2 旅の最終日前日 雨ですが、オープントップバスで観光します。 レスタラドーレス広場の記念碑 1604年に、60年に及ぶスペインの支配から独立を勝ち取った時の記念碑。 右手のピンクの建物は昨日お世話になったフォス宮ですね。 マルケス・デ・ポンバル広場は、ポルトガルの有名な政治家ポンバル伯爵にちなんで名付けられた広場で、大きなラウンドアバウトになっています。 4月25日橋 上の方が雲に隠れています。 この面白い名前は、1974年4月25日に起きた軍事クーデターで、独裁体制を倒したカーネーション革命にちなんでいるそうです。 それ以前は、当時のポルトガルの独裁者の名前からサラザール橋と呼ばれていたそうです。 70年代にそんな事があったとは。 ヨーロッパの歴史を知らなさ過ぎました。 3:07 PM 中心部に戻ってバスを降りて、街ブラしました。 海のように見えますが、テージョ川の河口です。 3:09 PM 石を積んでいるおじさんがいました。 すごいバランス感覚ですね。 3:14 PM コメルシオ広場 「貿易広場」という意味だそうです。 3:38 PM 3:51 PM トラム(路面電車)が走っています。 レトロで可愛いです。 3:58 PM ルイス・デ・カモエス広場 4:00 PM ルイス・デ・カモエス広場のすぐ近くにあるエッグ・タルトのお店でテイクアウトして、広場で休憩 エッグ・タルトの店: M...

サンティアゴ巡礼【 ポルトガルの道 】→ 2019/6/22 リスボン

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ポルトガルの道 Lisboa Day 1 気温:20℃位 天気:晴れ 距離:315km(列車で3時間45分) リスボンに移動しました。 本日の宿: Hotel Portuense リスボンの繁華街にあり、どこに行くにも便利なロケーションにあります。 家族経営のプチ・ホテルです。 朝食の時に、どうやって使うのかなぁと、コーヒー・マシーンをみつめていたところ、お爺さんがよろよろとやって来て、丁寧に教えてくれました。 ロシオ広場 ホテルから歩いて5分ほどの場所にあります。 チェックインして間もなく、サンティアゴで別れたメルから久しぶりにメッセージが入り、今、リスボンにいるとのこと。 夕食を一緒にする約束をして、日本へのお土産を買いに外に出て、ホテルに戻ったら、あら、お財布が無い・・・ 落としたか、すられたか、いずれにしても財布が無い。 お金は二つの財布に分けていたので、所持金0の状態では無いですが、カードが入っていたので止めないといけないです。 メルとロシオ広場で待ち合わせて、ググってロシオ広場近くの警察に向かいました。 しかし、それらし...

サンティアゴ巡礼【 ポルトガルの道 】2019/6/21 ポルト 2日目

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ポルトガルの道 Porto Day 2 今日はオープントップバスに乗ってポルト観光をします。 昨日訪れたポルト大聖堂です。 今日は昨日と違って晴天です。 ドン・ルイス1世橋 1881~1886年に建設された、ドウロ川にかかる道路・鉄道併用橋で、エッフェル塔を設計したエッフェルさんの弟子が設計した橋だそうです。 この時代に、こんな橋がもう作れたんですね。 そして、まさに、この写真を撮った直後、バスの2階から、手が滑って、スマホを落としてしまいました(泣) 運転手さんにバスを停めてもらって、慌ててスマホを探しに行きましたが、見当たらず。 ちょうど向こうから女性の警察官が歩いてきたので、事情を説明して一緒に探してもらいましたが、残骸すら発見することが出来ません。 まずは現場の近くの警察署に行って、レンタ・カーのフロント・ガラスを割られたという韓国人親子と一緒に観光客用警察署に行く事になりました。 お父さん・息子・私、警察官2名でパトカーに乗り込みました。 パトカー乗るの初めてです。 パトカーの後部座席で息子の方と話していたら、「iPhoneなら、僕のiPadで探してみる?」と。 おー、その手があったか。 早速iPadを借りて、「iPhoneを探す」appを起動すると、私のiphoneが先ほどの現場近くにまだ有ることが分かりました。 後部座席の3人がブルーなのを見かねてか、助手席の警察官が「命を失くしたんじゃないから問題なしさ!」と慰めてくれますが、やはり沈痛な面持ちの3人。 良い人で、道々、観光ガイドをしてくれました。 「明後日は聖ジョアンナ祭で、その時は僕らは大忙しさ。みんな玩具のハンマーで頭を叩きあうんだよ。カミさんの頭をポカポカ叩いてやるっていう奴もいるけど、本物のハンマーでやっちゃダメだよ。ハッ、ハッ、ハッ。」 へー、そんな変わった祭があるんだ。 さて、そうこうしてたどり着いた観光客専用警察署で、今度は不愛想な警察官に事情を説明して、その人のパソコン借りて、iPhoneの存在確認をして「ここに有ります」と説明したのですが、「こういうのって、位置が微妙にずれ...