2019年9月17日火曜日

スペイン巡礼【 フランス人の道 】サンチャゴ・デ・コンポステーラについて


サンチャゴ・デ・コンポステーラは、スペインの西部の都市です。
エルサレム、ローマに並ぶキリスト教の三大聖地の一つです。

ここにサンチャゴ・デ・コンポステーラ大聖堂があり、聖ヤコブの遺骸が収められています。

聖ヤコブはキリストの12使徒の一人で、最初の殉教者です。

サンティアゴはヤコブのスペイン名、コンポステーラとは星の野原という意味です。

9世紀にヤコブの遺骸が発見され、ここに収められた後、ヨーロッパ各地からこの地を目指すキリスト教の巡礼者が増えました。

ヨーロッパ各地からこの街を目指す巡礼路のうち、スペイン国内の道は、「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」として世界遺産に登録されています。
「フランスの道」と「アラゴンの道」がその道です。

世界遺産に登録されている道は、この他に日本の熊野古道があります。

熊野古道もいつか行ってみたいと思っています。

今回は「フランス人の道」全長780kmと「ポルトガルの道」100kmを歩きました。

下図の青マーカーの地点が「フランス人の道」で泊まった町です。
右端の青マーカーが出発地点のフランスのサン・ジャン・ピエ・ド・ポー、
左端がゴールであるスペインのサンチャゴ・デ・コンポステーラです。

緑マーカーの地点がムシアとフィニステーラ。

赤マーカーの地点が「ポルトガル人の道」で滞在した町です。