フランス人の道 11日目 Atapuerca
距離:26.5km
天気:晴れ
昨日の宿で、フランス人の道の経験者が、「明日はずっと森の中。木、木、木、木ばっかり。」と言っていましたが、確かにその通り。
緑は多いのですが、影になる所がないので、見た目よりもずっと暑いです。
オルテガの修道院に到着しました。
12世紀に建てられたロマネスク様式の修道院です。
巡礼者のためのアルベルゲが併設されています。
ここに泊まった人が、ミサが素晴らしかったと言っていました。
夕食は名物のソパ・デ・アホ(ニンニクスープ)だったそうです。
そんなに良い所だったら私も泊まりたかった。。。
やはり、下調べは大切です。
教会前の広場のカフェで軽く昼食。
今日は、韓国の若者イスル、チオン、ウォングンと一緒に歩きました。
イスルは軍隊に7年勤務して、現在はWEBデザイナーをしているアラサー女子。
次回は自転車でカミーノを回りたいと言っていました。たくましか~。
チオンは彼氏を見つけに来たのだとw。
ウォングンは、1日目、2日目のアルベルゲで一緒だった男子。
消防士の試験に落ちて、来年再挑戦するかどうかカミーノを歩きながら考えると。
カミーノを歩いている巡礼者は中年以降の人が多い印象ですが、韓国人に限っては若者もとても多いです。
私が出会った日本人は10人程度で、若者と言える年齢の人は2,3名で女子のみ。
日本のヤングは最近、海外に出ない傾向にあるらしいですね。。。
この木をちょくちょく見るのですが、気になる木です。
よく見ると、隣通しの樹の枝の先端がくっついて、まるで手をつないでいるように見えます。
ここで、初めて大陸の中国から来ている女性に会いました。
上海人の67歳の徐さんは一人で歩いているそうです!
さすが上海人。しゃれとんしゃ~。
今回の旅で出会った大陸出身の中国人は、彼女の他には、ドイツに留学している女の子だけでした。
そして、ジャパニーズ・オールド・スーパーマンのヒロとも再会し、徐さんの特別のお茶をごちそうになりました。
今日は徐さんとヒロの三人でバルで軽めの夕食をとりましたが、あんまり美味しくなかったです。
でも、店が数件しかない小さな村なのでしょうがないです。
一人部屋もあります。
キッチンが狭いですが、中庭は広々としていて開放的です。