サンティアゴ巡礼【 フランス人の道 】12日目 ブルゴス

フランス人の道 2019/5/22

Atapuerca(アタプエルカ)→ Burgos(ブルゴス)


距離:20km
天気:晴れ


山の中を歩いていると見たことの無い花が沢山咲いています。







アタプエルカを出てしばらくすると、小石に囲まれた十字架が現れました。





国から持ってきた小石を願いと共に置いてくるとか。




まだ月が出ています。








前方のお二人、ずっと仲良く手をつないで歩いています。(*´з`)







ブルゴスに入る手前の30分位は、こういう感じの道路が続きます。







ブルゴスに入るちょい手前に大きめの教会がありました。





簡素だけどがっちりした、「質実剛健」といった容貌の教会です。





中も、外見と同様シンプルな作りでした。

ステンドグラスが綺麗だったのですが、スマホのカメラだと上手く撮れません。





ブルゴスの街に近づきました。














街の入り口の門の前に焼き栗を売るおばあさんの銅像があります。

焼き栗が名物なのでしょうか。





サンタ・マリア橋を渡るとサンタ・マリア門です。

ブルゴスは古くからの城壁都市で、サンタ・マリア門は元々城壁の門だったそうです。



門に向かって左側




門に向かって右側

この建物には今でも誰か住んでいるんでしょうか?

中も見てみたいです。




再建した時に華麗な彫刻が施されたそうです。

門の裏側にも違う彫刻があります。


 


門を通過すると・・・





いきなりブルゴス大聖堂が見えます!





この建物だけで単独でユネスコの世界遺産に登録されています。

帰国してから知りました。

ブルゴス大聖堂
 出典:スペイン政府観光局




大きすぎて写真1枚には入りきれません。





とりあえずランチを食べて落ち着きます。

ジャムの瓶ぽい器に入っているのはタコのディップ。

右側の皿はフライドポテトにトマト風味のクリームをかけたもの。

パタタス・ブラバスと言います。

フライドポテトやローストしたポテトに、ブラバスソースをかけた料理です。

ブラバスソースとは、トマトやパプリカなど赤い野菜を使ったソースで、ピリ辛な味付けが特徴。

味は覚えていないのですが、メニューやレシートの写真まで採っているので美味しかったのだと思います。

Viva La Pepaというお店でした。



教会前広場







本日の宿:Ref.munic.Los Cubos
※Google Chromeで開くと日本語翻訳が選択できます。

城塞都市の街並みに溶け込んだ外観からは想像がつきにくいですが、内部はとても現代的です。

二段ベッドは頑丈で、ベッド毎にロッカーが付いています。

各階に清潔な洗面所とシャワー室があります。

注意点は、早朝は、管理人が入り口を開けに来るまで外に出られません。

朝、入り口の開く時間をはっきり覚えていないので、泊まる方は宿で確認してみてください。

この宿で、仲間内で「コリアン・リッチ・ガイ」と呼ばれている韓国人ジュンと再会しました。

彼は、忙しい仕事の合間をぬって巡礼に来ているそうで、部下から持たされたという小型のノートパソコンをバックパックに入れていて、宿では仕事のメールのチェックをしています。

日本の取引先と食事をするためだけに東京日帰りをしたり、アメリカに留学している子供のためにロスに家を買ったり、スペインでは数万もするワインを飲んだり、とにかくリッチそうです。

巡礼の旅の理由を聞いたのですが、良く分からず、最後まで、本当の理由は誰にも分かりませんでした。

巡礼先で仕事してる人は初めて。


 


荷物をアルベルゲに置いて、今からブルゴス城に出かけます。

歩きでOKな距離です。



城は大聖堂の裏手の丘の上に建っています。




大聖堂の裏側部分の建物です。





パリのノートルダム大聖堂と少し似ている気がします。





丘の上からはブルゴスの街を一望に出来ます。





ブルゴス大聖堂も見えます。




帰りに可愛い植木屋さんがありました。

ところで、ブルゴスはユネスコの「美食都市」にも選出されているそうです。

この日は巡礼仲間と美食を堪能しすぎて、22時の宿の門限に間に合わず、あやうく宿なしになる所でした。

幸い、門を叩いていたら、宿の前のバルに管理人がいて開けてくれました。

こちらのレストランは夜の営業開始が遅く、20時、20時半オープンというお店が多いので、くれぐれも宿の門限はお忘れなく。