サンティアゴ巡礼【 ポルトガルの道 】 5/13 → グラナダ

本日はコルドバ観光後、グラナダに列車で移動する。

コルドバ観光 : メスキータ、アルカサル


世界遺産のメスキータは月〜土は朝8:30-9:30までは入場料が無料なので、その時間に門が開くのを待つ。


トリホス通りにあるディアネス門から入る。


メスキータはイスラム教とキリスト教の二つの宗教が共存する珍しい建物。


メスキータとはアラビア語で「モスク」という意味。


785年に創立された時点ではイスラム教のモスクだった。


その後、カトリック教徒が権力を握った後、1236年からは内部にキリスト教の礼拝堂を設けたり教会が増設されて、結果、イスラム教徒とキリスト教が同居する珍しい建物になった。


現在の名称は「コルドバの聖マリア大聖堂」


世界遺産である。


建物の中は、幾重にも重なる赤と白の縞々のイスラム様式の柱で飾られていて、不思議。


アルカサルは14世紀の宮殿。


アルカサルとは「城」の意味。


こちらもイスラムとキリスト教の様式が混在した建築物。


コロンブスが新大陸発見の為の資金援助をこの宮殿で王様に請うたそうだ。


古くて小さなベルサイユ宮殿という印象。


そして、グラナダへ移動。


鉄道はバスより料金が高いが、やはり早いし快適。


そろそろ巡礼者の服ではなく、観光客らしい服に着替えたくて、宿近くの洋服屋を3軒回って、パンツとTシャツ、カットソーを購入。


グラナダの駅で今回の旅で5人目の日本人スギさんと遭遇。


コロナ前からヨーロッパ旅行を計画していて、今回やっと念願がかなったということだった。


ブリューゲルが大好きで、ウィーンでは「美術史博物館」という美術館でブリューゲルを鑑賞したそうな。ここにはブリューゲルの作品の4分の1が集まっているという。


ウィーン、まだ行った事がないので次はウィーンか?


旅のお話を伺いながら夕食をご一緒させていただいた。 


■グラナダの宿

Hotel Presidente


この宿に2泊してグラナダ観光。

中心地にあるので移動、買い物、食事には困らない。





8:22 ディアネス門で開門を待つ人はこれくらいの人数

 


メスキータ


不思議な赤と白の柱


黄金に輝くミフラーブ



ミフラーブとはイスラムの礼拝堂であるモスクのなかで聖地メッカの方向を示す壁にそって作られた窪みのこと。

ミフラーブの手前には、マスクーラと呼ばれる君主や支配者のための礼拝堂があります。



マスクーラ


メスキータの中央部分に移動するとキリスト教会部分が見えます。

ここはゴシック、ルネサンス、バロックの3つの様式の芸術が融合した壮麗な空間。

この部分があるのでメスキータはイスラム教とキリスト教が共存する聖堂と言われるそうです。

なるほどです。



キリスト教の聖堂



正面からの写真が撮れなかった。。。












モスクの建物にキリストの磔刑





  


アルカサル







資金援助を申し込むコロンブス



さて、観光を終え、ホテルに戻って荷物をピックアップして、コルドバの駅に向かう。

スペインの空の青は日本よりもくっきりしている。

排気ガスが少ないからか?





















オレンジがぼとぼと落ちているが誰も拾わないのね

12:30 コルドバの駅




15:31 グラナダの街


夕食


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