サンチャゴ巡礼【 銀の道 】
2024/4/18 14日目 Casar de Cáceres → canaveral
走行距離 33 km
走行時間 6:40 - 16:20
気温 11.1 - ?
今日は長丁場なので暗いうちに出かけた。
前半はのどかな、とても美しい牧草地
後半はアルカンタラ貯水池という巨大な貯水池に沿った舗装道路が延々と7km続く
その後、山道に入って、再び牧草地を歩いて本日の目的地に到着
舗装道路からのアルカンタラ貯水池の景色は、まるで松島のよう。
景色は良いが車の多い幹線道路なので、休憩する場所もトイレする場所もなかなか無い。
どの場所も車から丸見え。
疲れたので、道路から少し下がった場所で休憩することにすると、良く見かけるが話した事はないおじさんの巡礼者が通りかかった。
オジサン:「問題ないか?」
私:「問題無い。」
オジサン:「そのカーブの先にベンチが有る」
私:「そうなの?」
オジサン:「ベンチが有ることを希望している」
私:「・・・」
このおじさんは、1人でいるのが好きみたいで、いつも少し皆んなと距離を置いている。
今日の後半は、昨日の宿で知り合ったフランス人のアレンと並んで歩く。
アレンは全く英語を話さないが、スペイン語は結構話す。
ほとんど意思の疎通が出来ないが、お互い、言葉の不自由な者同士、身振り手振りで会話する。
水が少なくなっていたので、少し分けてあげた。
この区間は途中に宿やカフェ、商店が無いので水はたっぷりと持っておくことが大切。
暑くて長距離歩いたので、二人共ヘロヘロになって宿に着く。
シャワーを浴びてすっきりして、2人でビールを飲みに行く。
ビールとワインはアレンが奢ってくれた。
分けてあげた水のお礼らしい。
アレンと翻訳ツールを使って会話した。
彼は、巡礼の道の景色、人、教会がインスピレーションを与えてくれるので、巡礼をしているそうだ。
夜明けの牧場 |
アルカンタラ貯水池 |
貯水池大きすぎて湖か河のよう |
アレン、疲れて言葉少な… |
古い田舎の家屋をリノベーションしたようなきれいな宿。裏庭におとなしい大型犬、ニワトリ、2頭の馬がいる。
台所は食器類は揃っているが、電子レンジとパンを焼く電気コンロのみ。
冷蔵庫あり。