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2023年4月16日日曜日

サンチャゴ巡礼【 ポルトガルの道 】6日目

サンチャゴ巡礼【 ポルトガルの道 】

2023/4/15 6日目 → Tomar(トマール)


気温  10.4 - 24.1℃

天候 晴れ

距離  31.3 km

歩行時間  7:00 - 16:30

本日の宿:Residencial Avenida Hostel

宿付近のGoogleストリートビュー

今日は、ユーカリの森、アップダウンのある山道、路肩の狭い車道などバラエティに富んだ道を歩きました。

それにしても、ポルトガル・ルートは車道を歩く時間が多い!

ランチに寄ったパン屋で、お店の女の子が店のお菓子を持たせてくれました。

一日に一回は天使の使いのような人に出会います。

本日の目的地はテンプル騎士団の街トマール。

ここには世界遺産に指定されている「トマールのキリスト教修道院」(Convento de Cristo em Tomar)があります。

なのに見学する時間はない(泣)

トマールに入る道は緩やかな長~い登坂で、体力を削られました。

コウノトリのマンション

ポルトガルやスペインでは良くこんな風にコウノトリの巣を見かけます。

しかし、日本では絶滅危惧種。

何が違うのでしょう?





山羊の親子に凝視される






この馬たちは何のために飼われているのだろう?


美猫ちゃん








アタライア教会。

開いていたので入ってみました。

1528年建造の国定記念物の教会。

建物の正面が独特です。

内部は至ってシンプル。






ユーカリの森



長い登り坂


焼きたてパンでランチ


ランチをしたAsseiceiraのパン屋

Asseiceira(アセイセイラ)でランチをしました。

ここはカミーノからほんの少し脇道に入ったパン屋さん。

カミーノ上にもカフェがあったのですが、混んでいたのでこちらに入りました。

小銭が溜まってそろそろ重たくなってきたので、小銭をかき集めてここで出来るだけ使ってしまうことにします。

お店の女の子に「小銭ばかりでごめんなさい。とても重たいので小銭を使わせてね。」と一応一言言っておきます。

ニッコリ笑って「No problem !」

店を出る時にはお店のお菓子を持たせてくれました。

ありがとうございます!

もしAsseiceiraで休憩することが是非寄ってみてください。


Asseiceiraのパン屋さん






トマールに入る緩やかな上り坂に建つ聖ローレンス教会

こんなに小さな教会にも三々五々人が寄ってきます。

私達も涼みがてら此方で少し休憩しました。

地元の女性が教会の中に招き入れてくれて、奥の棺を指さしながら由来など説明してくれたのですが、さっぱり分かりません。

どうやら誰かが何かを食べて大変なことになってここに埋葬されていて、それがとても恐ろしいことだったということが、女性が説明をしながら両腕を体に巻き付けて大げさにブルブルと震える様子をするところから推察できます。

う~、めっちゃ気になる!

こういうときの為に翻訳アプリがやはり必要ですね!


やっとトマール!



ツインで専用バスルーム付きの部屋



レンチンのライスと白身魚のフライで夕食

トマールの宿は、ドミトリーでも20ユーロするので、ツインで専用バスルーム付き40ユーロの部屋に泊まることにしました。

オーナーのアントニオはフレンドリーで、お喋り好きな60代位の男性。

インテリアはアントニオ自らの手によるものだそうです。

キッチンの食器類も、食堂も赤が基調です。

これらもアントニオが選んだ物で、彼のお祖母ちゃんのキッチンにヒントを得たそうです。

トマールの超お勧めの宿です。


■本日の道の動画




■相方のブログ