サンチャゴ巡礼【 ポルトガルの道 】
2023/4/17 8日目 → Alvolge(アルボルヘ)
気温 12.4 - 26.8 ℃
天候 晴れ
距離 22.7 km
歩行時間 7:00 - 14:25
本日の宿 O Lagareiro Hostel
Albergue de peregrinos (google.com)
最初の1週間が終わった。。。
予想外の暑さと車の多さで、苦行のような1週間でした。
リスボンからここまでの道のりは車の多い舗装道路を歩くことが多く、街並みはそれなりに楽しめますが、フランス人の道のような長閑な田舎道とは全く趣が異なります。
多くの巡礼者がポルトからポルトガルの道を歩き始めるのも納得です。
しかし、そうは言ってもやはり実際に歩いてこの目というか、この足で確かめてみたかったので、リスボンから歩き始めたことを後悔はしていません。
そして、今日からは少し歩行距離が少なくなる予定なので、楽になるかと思ったら大間違いでした。
何せ想像してた以上の暑さ。
今年はエルニーニョ現象で例年よりも10℃近く気温が高かったようです。
今日は地味なアップダウンを繰り返して、ジリジリと目的地のAlbolgeまで高度を上げていきました。
日陰が殆ど無い道なので暑さが堪えます。
途中でファティマ方面に向かっていると思われるお兄ちゃんとすれ違いました。
彼はバックバックを体の前に抱いて、正面からの太陽の熱波を避けているようです。
すれ違い時に振り返って見ると、レインボー🌈のド派手パンツ一枚だけしか履いていませんでした!
前面はバックパックでカバーしているとはいえ、その他の身体の部分はもろに紫外線を浴びて真っ赤。
きっと彼、今晩は体が熱くて眠れないと思います。。。
本日は、Alvolgeにある、公営の宿(Alvolge Pilgrims Hostel)に宿泊したかったのですが、宿が開いている気配は無く、ポルトガル語の張り紙がしてあって、もちろん、意味は分かりません。
※現在、スペイン語を勉強しているので、今ならこのポルトガル語の意味が分かります。
(私たちは今教会にいます)・・・多分。
隣の教会で何か聞いてみようかと思ったが、教会も閉まっていました。
(結局、誰もおらんのかいな)
しょうがなくもう一軒のアルベルゲ(O lagareiro pilgrims hostel)に行ってみます。
アルベルゲ前の広場で、男性が「そこのアルベルゲは閉まっている。ここがアルベルゲだ」と声をかけてきました。
※ 多分、アルベルゲの場所が移動しただけで、同じアルベルゲと推測する。
良く事情が飲み込めないが、もう暑くて歩けないので、何でも良いから泊めてもらえればありがたいっ!
宿内にバルがあったので、問答無用でビールを注文。
いつもは洗濯してからビールを飲むのですが、今日はもう、とりあえずビールな気分。
オーナーが言うには、昨日は予約無しでフランス人が14人泊まったそうです。
そして日本人のカップルも1組いたとか。
そういえば、Azambujaのアルベルゲのカルロスも、私達が来る前日は10人のフランス人巡礼者が泊まったと言っていた・・・
もしかしたら、フランス人巡礼者チームが私達の前にいるのかもしれない。
オーナーはフランス語はOKだが、英語はダメな人で、今一つ言っていることが分からないのですが、とても真面目そうな感じの良い人でした。
彼が夕食を1人5ユーロで作ってくれるということでお願いしました。
このアルベルゲはレストランも併設しているようですが、この日は営業はしていないようでした。
そして、オーナーはどうやら、6時に店を閉めて、また、9時に戻ってくるらしい。
とりあえず、私達の後に着いたイタリア人の女性が通訳してくれました。
彼女はフランス語が話せるようです。
その後、イタリア人の彼女イバンヌ(50代位?)と、私と相方の3人でオーナーの作ってくれた夕食をテラスでいただいたのですが、イバンヌはイタリア人らしくなくて、物静かでシャイな人で、ワインも飲まないし全く話が弾みませんでした~(笑)
食事は味付きの米、サラダ、オムレツ。パンとオリーブ、ワインも付いていたが、これで5ユーロでした。
めちゃ安。
イバンヌは巡礼は何度もしているそうです。
彼女も、明日は私達と同じ村に泊まる予定。
彼女のアドバイスに従って、私達も明日の宿の予約を入れました。
キモカワイイ水場 |
紫外線が肌に突き刺さるよう・・・ |
教会の中はひんやり |
ヤギの親子 |
カフェ休憩 |
昨日の夕食の残りでサンドイッチを作ってランチ |
レインボーパンツのお兄ちゃんとすれ違った急坂 |
急坂を登る |
急坂・・・長い |
門の飾り |
宿の部屋 |
1人ずつコンセントとライト有り |
この日の泊り客は3人だけでした。
■相方の動画