サンチャゴ巡礼【 銀の道 】
2024/4/13 9日目 Villafranca de los Barros → Trremejia
走行距離 26.7 km
走行時間 7:00 - 14:30
気温 12.9 - 28.2
今日も朝から道を間違え、30分くらいロスしてしまった。
しかし、その後は間違えようの無い真っ直ぐ一直線の道。
ブドウの木が延々と植えられている。
今日も、フランス人親子➕コリアンガイのジンウさん、ロベルトとアンゲリカの二人組と抜きつ抜かれつしながら進む。
ロベルトはイタリア人。
アンゲリカはドイツ人。
アンゲリカは、元夫がイタリア人だったので、イタリア語が話せる。
二人は初日に意気投合して、一緒に歩いているそうだ。
これまでの経験で、気温が22℃を超えると、重いバックパックを背負って歩くのは疲れるということが分かってきた。
22℃位なら快適な気がするが、背中がバックパックでふさがれているので想像以上に暑い。
今日は28℃位まで気温が上がったので、かなりこたえた。
疲れたので、途中の木陰で地面にシートを敷いて少し昼寝をした。
日本で路上で昼寝してたら、通報されるのではないだろうか。
ただ、こんな暑い日に外を歩いているのは巡礼者だけだし、車も通らないので、通報する人自体がいない。
ロベルト&アンゲリカ組と、「もう少しでビールが飲める!」、「ビールの匂いがしてきた」と、お互い励まし合い、何とか目的地の村に到着した。
アンゲリカ達とは別の宿だったので、ここで彼らと別れた。
本日の宿に行ってみるが、宿の受付には誰もいない。
しょうがないので、ビールでも飲みながら待っているかと、ホテル前のbar(バル)に行ってみると、皆んな同じバルに集まっていたw
アンゲリカ達がメヌー(※後述)を食べていたので、私も注文する。
ここは普通のホテルでキッチンが無いため、外で食べるか、スーパーで買い物して部屋で食べるしかない。
ご飯を食べて宿の受付に行ってみるが、まだ誰もいない。
もう知らんばい。
勝手に空いてる部屋のベッドを自分のものにする。
そして、シャワーを浴びていると、フランス人息子(ルカ)がやって来て、私のIDカードが何とかと言っているので、とりあえず下に下りるが誰もいない。
もしやと思って、先ほど定食を食べたバルに行くと、店主とフランス人親子➕ジンウさんが何やら話し込んでいる。
話の中心になっているものを見てみると、何とジップロックに入っていたのは、先ほど私と一緒に食事をしていた巡礼者さんのクレジットカードと現金。
店主が発見して、さっきまでテーブルに座っていた私達の物だと判断して、店内にいた別の巡礼者のフランス組に頼んだらしい。
大変親切である。
マドリードだったら、あっと言う間に無くなっていたのではないだろうか。
葡萄畑に日が昇る |
この風景が6時間続いた |
オリーブの木の下でちょっと昼寝 |
アンゲリカもロベルトは二人共60代 |
前菜のキューバ式飯(奥)とパスタサラダ(手前) |
メインの牛ロースト(奥)と豚ロースト(手前) |
レモン風味のデザートを選んでみた |