サンチャゴ巡礼【 銀の道 】
2024/4/14 10日目 Trremejia → El Carrascalejo
走行距離 29.4 km
走行時間 6:30 - 16:15
気温 14.2 - 27.2
今日は30km弱歩くので少し早めの6時半出発。
歩きはじめてすぐ、街灯の無いオフロードとなったのでヘッドライトを着けて歩く。
ヘッドライト、役に立ってくれて良かった。
この時期の「銀の道」は日の出が遅く、本日のように長めの距離を歩く日や、昼間の暑さを避けるために早く出発したりする時は、ヘッドライトが必須となる。
途中で電池、もしくは充電が切れた時のために備えて予備も必ず持っておく。
水溜まりは「銀の道」の名物みたいなものだが、本日も早速、一つ現れた。
迂回路があったので進むと、その迂回路も水に浸かっていた。
まだ暗いので水がどの程度キレイか分からない。
オタマジャクシだらけの水たまりに足を突っ込むのはイヤなので、迂回路を通るのは諦めて、少し戻って舗装道路を歩くことにした。
今日通過するメリダは紀元前のローマ遺跡の残る世界遺産の街である。
じっくり遺跡を見るためにメリダで2泊する巡礼者もいる。
しかし、ローマの遺跡にはあまり興味が無いので通過して次の村に行く。
宿に着くと、併設のbarで飲んでいる村人が皆で「良くやった👍」みたいな歓迎をしてくれた。
本日は宿併設のbarが盛況で、今、ようやく席が空いたということで、チェックインの前に食事をした。
今日は日曜日なのでスーパーも開いていないし、ましてやこんな田舎の村にはレストランも一軒だけ。
近くのテーブルのファミリーが何やら盛り上がっていた。
どうやら、ファミリーの記念日か何かのようで、お父さんが沢山の子供たちにプレゼントを選んだようなのだが、そのプレゼントに子供たちが不服があるようで、お父さんが一方的に攻められている模様。
スペインの人、メチャ声が大きい。
こちらの話し声も自然に大きくなってしまう。
巡礼路を示す標識もライトが無いと見えない |
火事かと思ったら工場の煙 こんな田舎なのに臭い |
完全に道路を占拠している鳥たち |
狼の乳を飲むロムルスとレムスの像 |
幼い二人が権力争いに巻き込まれることを危惧した親族によってテヴェレ川のほとりに捨てられます。
その後、権力を奪い返した双子が、その地に都市を建設しました。
この伝説からローマ建国のシンボルとして、狼の乳を飲むロムルスとレムスの像が用いられるようになりました。
プロセルピナ貯水池 |
古代ローマ、すごい! |